朝鮮人の悪行を無視して「なぜ嫌韓は高齢者に多いのだろうか」毎日新聞

毎日新聞が『なぜ嫌韓は高齢者に多いのだろうか』(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190518-00000003-mai-soci)を掲載した。変態毎日新聞外信部長・澤田克己(1967年生)の署名がある。

 

澤田は、嫌韓は高齢者に多い理由として次を挙げる。

<「昔の韓国」のイメージが作用しているのではないかと感じています。>

では<「昔の韓国」のイメージ>とは何か?

 

<80年代までの日本で韓国に持たれていたイメージは「軍事政権」というネガティブなものでした。>

 

絵に描いたような岩波史観だ。岩波の雑誌 世界にT.K生が連載した『韓国からの通信』で左翼は韓国をdisりまくった。「北朝鮮は?」と言えば、「地上の楽園」と持ち上げた。さすが「リベラル」毎日の澤田。すっかり岩波に染まっている。雑誌 世界もマスゴミの一つ。澤田の論が正しいとすれば、韓国に悪いイメージを与えたのはマスゴミだ。マスゴミの一員として反省しろよ>澤田

 

果たして「軍事政権」はネガティブイメージなのか?

今、タイは軍事政権が終わろうとしているところだ。今回は5年ほど続いている。日本人はタイに悪感情を抱いているか?

80年代以前以降もエジプトはナセルとサダト軍事独裁国家だった。しかも親ソ。日本人はエジプトを嫌ったか?

 

<80年代までの日本で韓国に持たれていたイメージは>キーセン観光ではないのか?>澤田

 

一般の高齢者は「世界」なんかは読まなかった。「軍事政権」だからといってネガティブなもにはならなかった。

 

嫌韓とあるが、高齢者は嫌韓だけではないと思う。

北朝鮮は拉致を実行し核で日本を脅している。嫌北朝鮮でもあるだろう。つまり嫌韓ではなく、嫌朝鮮なのだ。

韓国はその北朝鮮を助けようとしている。これだけでも嫌韓になる。だが、マスゴミ文在寅に甘く、正しい報道をしない。

 

では、高齢者の嫌朝鮮の原因は何か?

 

朝鮮高校の生徒にいじめられたり金を脅し取られたりした経験を持つ高齢者はいないのか?>澤田

金嬉老事件は忘れたのか?>澤田

高齢者は韓国企業と取引して苦い思いをした経験があるのでは?>澤田

マスコミに勤務した高齢者や公務員は在日朝鮮人に理不尽な弾圧をされたのでは?>澤田

 

高齢者は北朝鮮がほとんど無防備の韓国を侵略し虐殺したことを知っている。

これだけで十分に嫌われるのに、朝鮮人共産党と組んで破壊活動もしたのだ。

 

李承晩は李承晩ラインを勝手に引き、日本人漁民を虐殺抑留拷問し、竹島を掠取した。高齢者はこれも知っている。

変態毎日も加担した帰国事業で地上の楽園の実態がバレた。これだけでも嫌悪される理由になる。

日本は東北を犠牲にして朝鮮を援助した。なのに、韓国は日本に「賠償」を要求し、貰った。この「賠償」で日本の何が犠牲になったのだろう?

 

澤田の視野は変態社員らしく狭い。高齢者に限定している。子供に影響を与えるのは親だ。何故、澤田は高齢者の親世代へ遡らないのか?

 

祖母に曽祖母が経験した終戦時の話を聞いたことがある。

曽祖母終戦まで朝鮮人も心を一つにしてお国に尽くしていると思っていた。ところが、朝鮮人は日本の敗戦を喜んだ。

朝鮮人GHQの指導もあって一種治外法権の立場に置かれた。それを利用して、彼らは、食糧不足の折、通勤列車並みの混雑の買い出し列車の車両を数人で占領した。彼らは暴動、騒乱を起こした。不法占拠もした。

また、彼らは、その習性通り婦女暴行、略奪を繰り返した。それを見て、親から聞かされた関東大震災の時の不逞鮮人の蛮行を思い出した人もいただろう。

 

澤田は忘れているかもしれないが、引揚者がおられた。引揚者の多くは朝鮮半島を通った。そこで引揚者の方々が味わった苦しみは。

 

以上の直接の被害者でなくとも曽祖父母の世代は朝鮮人を嫌う。それが、高齢者に伝わったのだ。

 

澤田は「外交に関する世論調査」の詳細データを見て18~39歳までは「韓国に親しみを感じる」人が多い言う。その理由は若者が韓国/北朝鮮の悪さを知らないからだ。この原因はマスゴミの報道姿勢にもある。

澤田は調査能力が無い。一般に子供は、よく知らないものには好意を持つ。前々回、前前々回の見比べと、歳をとると朝鮮の過去現在の悪行を知り嫌朝鮮になるとわかるのでは?

 

澤田は

(嫌朝鮮の原因には)<さまざまな要因があるのでしょう。もう少し取材を続けてみたいと思います。>

と書く。

 

エコーチェンバーに閉じこもる澤田にファクトは見つけられない。

 

鴻上尚史『不死身の特攻兵』への疑問

鴻上尚史さんが『不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか 』(講談社 2017)を出されました。

 

鴻上さんに限らず、旧軍人を今インタビューするときには十分注意しなければなりません。敗戦から74年経ちました。老人に多く見られる症状を発症しなくとも記憶は薄れます。記憶が薄れるとしばしば記憶を創造します。

悪いことに演劇の作・演出を手掛ける鴻上さんはどうやらそれを考慮しませんでした。さらに不勉強でもあります。特に、兵器について。

 

(私から見て)頭のおかしい人の本は買いません。その代わりに『9回出撃で9回生きて帰った特攻兵「生還の秘密」』(鴻上さんをインタビューし、池田道大(フリーライター)さんが取材・構成))(https://blogos.com/article/315784/)を典拠として以下を議論します。これも陸軍特攻兵だった佐々木友次さんのインタビューを基にしているようです。

 

<フィリピンを拠点とした陸軍の万朶隊は、九九式双発軽爆撃機(九九双軽)に800kg爆弾をくくりつけた。>

Wikipedia「九九式双発軽爆撃機」では九九双軽の爆弾搭載能力は300~500kgとなってます。九九双軽には機外に爆弾架はありません。全て爆弾倉に収めます。どうやると「くくりつけ」られるのでしょう。

800キロ爆弾の原型は海軍の40サンチ砲の砲弾です。直径は40cm余りあります。爆弾倉の扉の幅とスペースは十分あるのかと疑問が出ます。これはまず大丈夫でしょう。

九九双軽の爆弾倉の支柱は500kgまで耐えられるように設計されています。800キロ爆弾は500キロの6割り増し。支柱は耐えられないと思います。「くくりつけ」るようなやっつけ仕事では耐えられるようにできるのか疑問です。

Wikiには特攻用に

<1944年(昭和19年)後半には、胴体に800kg爆弾を内蔵して機首に触発信管を装備した特攻機型(ト号機)であるキ48-II乙改が11機製造>

とあります。

鴻上さんの記事では、佐々木友次さんは第一回目の出撃で爆弾を投下したことになっています。内臓の800キロ爆弾は投下できたのでしょうか。

キ48-II乙改は機首に触発信管を装備しました。ならば800キロ爆弾の信管はどうなっているのでしょう。もし、外してあったなら、爆弾を投下しても爆発はしません。記事では<敵艦めがけて爆弾を投下した。>となってます。「爆撃した」ではありません。「投棄した」が実態に近いのかもしれません。

機首の信管と800キロ爆弾の間にはリンクがあるはず。このリンクを外さずに爆弾を投下したらリンクが外れるまでにパイロットや機体を傷つけてしまうのではないでしょうか。

(Wiki「万朶隊」によれば改造して緊急投下と安全装置解除はできるようにしてあったようです。)

 

Wikiには<48-II乙改が11機製造>されましたが後に<戦果はないまま通常型への再改造が行われている>とあります。佐々木さん以外が特攻したなら機体は失われたはずです。特攻しなかった/できなかった機が11機中相当数あったようです。あるいは11機が間違っているのかもしれません。

 

最初の出撃は<佐々木は4人乗りの九九双軽にひとりで乗り込み>とあります。Wikiによりますと九九双軽の夜間爆撃改造型ですら乗員は2-3名。通常なら操縦士、航法士、爆撃手、無線士、銃手の役割が必要です。訓練を受けていないたった一人でこれらの役割は果たせません。爆撃手には照準器などの機材と訓練が必要です。特攻なら爆撃手は不要ですが、一人で爆撃する場合、操縦士と爆撃手の役割を同時にこなせるとは思えません。目標近くだと敵の直掩機、高射砲弾を避けなければなりませんから。やはり、爆弾は爆撃に使ったのではなく投棄したのでしょう。

 

ところで、鴻上さんの記事には

<※内容は鴻上氏が著作権継承者の許可を得たうえで高木俊朗『陸軍特別攻撃隊』上巻・下巻(文藝春秋)に準拠して記述した。>

とあります。これって何なのでしょう。もしかして記事は創作?

 

 

陸軍のパイロット佐々木友次氏の9回の出撃は以下。

1.爆弾投下

2.僚機と遭遇できず戻る

3.出撃直前爆撃に会う

4.直掩機が引き返すので戻る

5.目標前に敵編隊と遭遇して戻る

6.爆撃、大型船沈めると言う。

7.離陸失敗

8.200隻近い艦船を見て無駄と感じて引き返す

9.機体不良で戻る

 

戦闘に及んだのは9回中2回。これで不死身とは少々大げさです。

 

先に書いたように佐々木さんの第一回目の爆弾投下は照準無しの爆弾投棄のように見えます。2回目以降は通常型の九九双軽に搭乗したのかもしれません。その場合でも特攻ですから爆撃手は搭乗させなかったでしょう。

ですから

<「私は必中攻撃でも死ななくてもいいと思います。その代わり死ぬまで何度でも行って爆弾を命中させます」>

に説得力はありません。

佐々木さんは

<「この臆病者! よく、のめのめと帰ってきたな。きさまのような卑怯未練な奴は、特攻隊の恥さらしだ!」>

と怒鳴りつけられたそうです。佐々木さんの爆弾投下が爆弾投棄なら、<卑怯未練な奴>と見抜かれます。

 

本来、鴻上さんは上記の疑いを晴らすように記事を書くべきでしたが、無知が災いして任を果たすことができませんでした。

 

保阪正康の命中率99%でもだめへの反論「特攻は日本の恥部、美化は怖い」

元朝日新聞が佐藤章が捏造ぽいtweetをした。彼の父親から聞いた話という触れ込みなのだが、父親が嘘をついたのか佐藤がでっち上げを書いた疑惑が深まった。(疑惑の指摘は以下 https://togetter.com/li/1339286)

佐藤への追求に添付されていたのが保阪正康の『特攻70年

「特攻は日本の恥部、美化は怖い」 保阪正康ご老体(79)さんインタビュー』(2014/10/24)(http://mainichi.jp/articles/20141024/mog/00m/040/003000c)。

(https://books.google.co.jp/books?id=zFoxDwAAQBAJ&pg=PA48&lpg=PA48&dq=特攻は日本の恥部、美化は怖い&source=bl&ots=IaogLFCGOJ&sig=ACfU3U2bYsOc6gkutT8Ldsr59QKWClWZ0w&hl=ja&sa=X&ved=2ahUKEwijmvHvyITiAhWtJaYKHa2eBfcQ6AEwB3oECAkQAQ#v=onepage&q=特攻は日本の恥部、美化は怖い&f=false)

批判の一部は先に書いた。

(『保阪正康の毎日の特攻記事に見られる虚偽?』

『保阪正康の「エリートは前線に行かず、戦争を美化するんです」への疑問』

『保阪正康の「特攻は日本の恥部、美化は怖い」への疑問』)

本編は続きである。

次に保阪の記事『特攻は日本の恥部、美化は怖い』の馬鹿馬鹿しい保阪の仮定をあげつらう。

<特攻は日本の恥部です。命を慈しむ日本の文化や伝統に反する事です。命中率99%であったとしても、ダメなんです。>

特攻の命中率が99%なら100機で特攻すれば200隻の大艦隊でも99隻に損害を与えられる。実際は重複があるだろうから90隻だとしても約半数の艦に損害を与えられる。攻撃を調整すれば空母と戦艦を大破できるだろう。

大破できなくとも空母は使用できなくなり、対空火器はその数を減ずる。雷撃機による通常攻撃も行えば損傷艦を撃沈できる。米軍はこの損害に耐えられないだろう。

 

保阪は愚かだから気が付いていないが、特攻の成功率が99%なら通常攻撃の成功率も50%はあるだろう。成功率が50%なら特攻を採用する理由が無い。

前稿に

<通常攻撃だと攻撃成功率 1%、帰還率 35%(但し再使用可能な機体は25%)

特攻だと攻撃成功率 5% 帰還率 30%(*1)

(*1 機材の故障や敵発見できないため帰還する率も高かった。『不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか 』(鴻上尚史 講談社 2017)の陸軍のパイロット佐々木友次氏は8回離陸して投弾したのは2回。あとは機体不良、直掩機とランデブーできないなどの理由で引き返した。)>

と書いた。通常の攻撃の成功率がほとんど0%だから特攻を採用したのだ。

 

もし、通常攻撃の成功率が0%で特攻の成功率が99%なら、特攻の志願者は十分いると思われる。

その場合は保阪の如きは「何故、通常攻撃で犬死にさせるのだ。パイロットの志を無視している」と批判するだろう。

 

本当に保阪は愚かだ。

 

保阪正康の「特攻は日本の恥部、美化は怖い」への疑問

元朝日新聞が佐藤章が捏造ぽいtweetをした。彼の父親から聞いた話という触れ込みなのだが、父親が嘘をついたのか佐藤がでっち上げを書いた疑惑が深まった。(疑惑の指摘は以下 https://togetter.com/li/1339286)

佐藤への追求に添付されていたのが保阪正康の『特攻70年

「特攻は日本の恥部、美化は怖い」 保阪正康ご老体(79)さんインタビュー』(2014/10/24)(http://mainichi.jp/articles/20141024/mog/00m/040/003000c)。

(https://books.google.co.jp/books?id=zFoxDwAAQBAJ&pg=PA48&lpg=PA48&dq=特攻は日本の恥部、美化は怖い&source=bl&ots=IaogLFCGOJ&sig=ACfU3U2bYsOc6gkutT8Ldsr59QKWClWZ0w&hl=ja&sa=X&ved=2ahUKEwijmvHvyITiAhWtJaYKHa2eBfcQ6AEwB3oECAkQAQ#v=onepage&q=特攻は日本の恥部、美化は怖い&f=false)

批判の一部は先に書いた。

(『保阪正康の毎日の特攻記事に見られる虚偽?』

『保阪正康の「エリートは前線に行かず、戦争を美化するんです」への疑問』)

本編は続きである。

次に記事タイトル「特攻は日本の恥部、美化は怖い」と対応する本文を批判する。

 

<特攻は日本の恥部です。命を慈しむ日本の文化や伝統に反する事です。命中率99%であったとしても、ダメなんです。志願を建前としていたが、実際には強制でした。本人が望んでいない死を要求し、死なせる。こんなものは軍事では無い。国家のため、大義のたるという、自己陶酔でしかない。>

<戦争とは人の生死をやり取りする闘争です。ロマンなどないんです。>

保阪は日本の文化や伝統を無視している。確かに日本は<命を慈しむ>。だが、命を超える有形無形の存在を信じてきた。例えば忠臣蔵忠臣蔵のヒットの理由に反江戸幕府があったことは確かだろう。だが、それだけか?

歌舞伎つながりで義経はどうだろう。衣川戦における弁慶の立往生も悲壮なシーンとして有名だ。

 

命を超える有形無形の存在を持ち出さなくとも命を捨てることが納得される場合もある。

母親は子の<命を慈しむ>。子を助けるために母親は命を捨てることもある。他人である消防士も火炎の中に飛び込む。特攻も国民の命を守る可能性を信じて行われたと保阪は考えられないのか。

 

保阪に限らず日本の「リベラル」は知識のアップデートをしない。「リベラル」に都合が悪いことが示されるからだろう。

しばらく前に流行したハーバード大学のマイケル サンデル教授の白熱教室。

そのテーマの一つがトロッコ問題。Wikipedia「トロッコ問題」より引用する。

<(a) 線路を走っていたトロッコの制御が不能になった。このままでは前方で作業中だった5人が猛スピードのトロッコに避ける間もなく轢き殺されてしまう。>

この対策を考えなければならないのだが、特攻を命令する立場の人に突きつけられた問題に近い問題は次だろう。

<(2) A氏は線路の上にある橋に立っており、A氏の横にC氏がいる。C氏はかなり体重があり、もし彼を線路上につき落として障害物にすればトロッコは確実に止まり5人は助かる。だがそうするとC氏がトロッコに轢かれて死ぬのも確実である。C氏は状況に気づいておらず自らは何も行動しないが、A氏に対し警戒もしていないので突き落とすのに失敗するおそれは無い。C氏をつき落とすべきか?>

 

特攻が行われた頃、通常の攻撃と特攻を比較すると例えば次のようになったとしよう。

通常攻撃だと攻撃成功率 1%、帰還率 35%(但し再使用可能な機体は25%)

特攻だと攻撃成功率 5% 帰還率 30%(*1)

(*1 機材の故障や敵発見できないため帰還する率も高かった。『不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか 』(鴻上尚史 講談社 2017)の陸軍のパイロット佐々木友次氏は8回離陸して投弾したのは2回。あとは機体不良、直掩機とランデブーできないなどの理由で引き返した。)

通常攻撃だと部下に犬死にを強いるだけだ。

私が操縦士なら、どうせ死ぬなら敵空母を道連れに!と考える。

1の成果を出すために100機出すとする。出せる可能性は0.63で65名が戦死。これが通常攻撃だ。

特攻なら20機出せぱ0.64の確率で成果が出せ、戦死は14柱ですむ。


攻撃隊100機を出すとしたら直掩機も100機出したい。当時の日本にそれだけの人材、機材と燃料の余裕があっただろうか。

指揮官はどうするべきなのか。

 

保阪が言うように<戦争とは人の生死をやり取りする闘争です。ロマンなどないんです>。

戦争を美化し、戦争にロマンを求めているのは、保阪手はないのか!

 

保阪が特攻隊の司令官だとしよう。

敗戦後、自決する前に父母と妻子に一目会おうと帰郷する。父は衰え、妻は十を頭に5人の子供と父母の面倒でやつれ果てている。保阪は彼らを残して自決するのか?

 

保阪が特攻隊の司令官だとしよう。

敗戦後、特攻した部下の父母が訪ねて来てご子息の最期の様子を尋ねられた。私なら、隊員がロクでもないやつだったとしても「奴は奴に相応しく犬死しましたよ。(呵々大笑)」とは言わない。良い点を見つけ出し褒め「立派に敵艦を沈め散華されました」と言う。

保阪もそうするのでは?

だとしたら、保阪ですら特攻を美化することになる。


保阪は「特攻は日本の恥部、美化は怖い」と簡単に言い切れるのか。

保阪をはじめこの手の人は「美化」だとか「ロマン」など「審美」的立場でしか語れない。彼らの知的衰退を嘆く。

 

「子どもをダシに基地反対するな」と抗議に琉球新報

 

宜野湾市の与那城千恵美さん(46)がFBやTwitterに米軍機が上空を飛ぶと主張する動画を添えて次の投稿をした。

f:id:dangun:20190517074146p:plain

(https://ryukyushimpo.jp/news/entry-919311.htmlより)

 

米軍機事故当時より現在の方がひどくなっていると千恵美ちゃん(46)は主張した。

だが、人家が疎らだった米軍基地周辺に移り住んだのは千恵美ちゃんご自身かご先祖様のご選択のはず。それは置いておく。

米軍基地による不安を取り除く取り組みを阻害しているのが与那城千恵美ちゃん(46)ご自身やそのご一統(琉球新報玉城デニー知事、山城博治傷害犯(67)ら)なのだが。これも置いておく。

 

現在の方がひどくなっているとしよう。

その原因は何か? 

千恵美ちゃん(46)はこれを考えていない。

 

原因は

支那が日本を侵略しようとしている。

北朝鮮が日本への攻撃を意図しているかのように振舞っている。

・それに韓国も加担している。

瀬取りを取り締まらねばならない。

北朝鮮がテロ組織に核を売るだろうと予測されている。

からだ。

あれ、与那城千恵美ちゃん(46)ご自身やそのご一統(琉球新報玉城デニー知事、山城博治傷害犯(67)ら)のお仲間が原因ですね。

 

昔話をする。

 

平和な田舎の村がありました。でも、凶暴な北方の熊や西方の龍が襲ってくるようになりました。北西からは黒い山葡萄原人熊女も襲ってきて人を食い殺します。

勇敢な猟師さんがきて、熊、龍、黒い山葡萄原人熊女を追い払ってくれるようになりました。

村人は「猟師さん、ありがとう」と笑顔で感謝しました。

 

日本が侵略に怯えていた頃、こんな歌があった。

「肩を並べて兄さんと

今日も学校へ行けるのは

兵隊さんの御蔭です

御国の為に御国の為に戦った

兵隊さんの御蔭です 」

(略)

「兵隊さんよありがとう

兵隊さんよありがとう」

(「兵隊さんよありがとう」(作詞:橋本善三郎 作曲:佐々木すぐる))

(ちなみにこの曲は朝日新聞昭和13年に募集して佳作第一席として選ばれた曲。)

 

消防署の近くだとサイレンがうるさいとクレームがつくそうだ。平和が常態化するとこんなクレームも出る。

幼稚園や公園の近隣住民からは子供の声がうるさいとクレームが出るそうだ。そうそう、杉並区の児童相談所新設にもクレームが出た。

 

相身互という言葉は死語となったのか。

 

 

典拠で示す佐藤浩市の悪意『空母いぶき』と『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』

かわぐちかいじの漫画『空母いぶき』が映画化された。

首相役の佐藤浩市がインタビューで

 

<いわゆる体制側の立場を演じることに対する抵抗感が、まだ僕らの世代の役者には残ってるんですね。>

 

<彼はストレスに弱くて、すぐにおなかを下してしまうっていう設定にしてもらったんです。だからトイレのシーンでは個室から出てきます。>

 

と答えて炎上した。(https://togetter.com/li/1354747)

 

かわぐちの『沈黙の艦隊』は途中まで読んだが、かわぐちの

・キャラクターデザイン

・絵のタッチ

・設定・構想

・世界観

に不満が出てかわぐちの作品は読まなくなった。

 

映画『空母いぶき』も当然見ていない。以下の論考は予告編と報道に基づく。

 

映画化にあたって改変が行われた。

支那が謎の国に

・ネットニューススタッフを導入。

 

侵攻国を支那から変えたためにリアリティが失われた。監督若松節朗のセンスが分かる。

ネットニューススタッフり導入は女の子を出すためだろう。予告編を見る限り、正義ぶって(?)隊員と揉めたり詰め寄ったりテレビクルーと変わりが無い。若松のセンスが分かる。

攻撃を受けた後(かな?)のセリフ

「創設以来一人も戦闘で死者を出したことがないのが我々自衛隊の誇りだったはずだ」

「日本(にっぽん)は絶対に戦争はしないという国民との約束です」(佐藤総理?のセリフ)

のバカバカしさとレベルの低さは若松のレベルと直結する。ゴジラが現れたならともかく、支那が離党を占拠するぐらい想定済みだろう。北朝鮮から核ミサイルが飛んでくるかもしれない現在、閣議を開いて決定などしている暇は無い。

 

安保法制の議論でも攻撃されたら撃ち返す姿勢は容認された。それなのに

「創設以来一人も戦闘で死者を出したことがないのが我々自衛隊の誇りだったはずだ」

とは。

ゴール間近に来たのに、スタート地点より大幅に下がったところから議論をやり直す。それが若松の方法論なのか。

 

こんな低レベルのやり取りを流すなら、想定を立憲民主党が政権を取った時、枝野幸男首相と変えてくれ>若松。

 

現実には竹島という例がある。2018の富士総合火力演習では離党奪還を想定した展示が行われた。佐世保相浦駐屯地に編成(へんなり)された水陸機動団、同団に配備された水陸両用強襲輸送車AAV7を見れば、支那の侵略への対応行動はすでに策定されていると考えるのが妥当だ。若松のレベルが分かる。

 

監督/チームのセンスの無さレベルの低さには呆れるしかない。彼らは国民のレベルを低く見過ぎている。

また、海外市場では「戦争しない我が国」など理解されまい。

 

佐藤浩市に移る。

 

嘔吐と違ってて下痢は笑いの対象だ。カミュの『ペスト』に対抗した筒井康隆の『コレラ』は、少なくとも、笑いと、筒井が言うように、音響で傑作とされている『ペスト』に優る。

 

元号「令和」が発表された時、典籍を求めて漢籍に辿り着いた研究が並んだ。

では、佐藤の下痢の典籍を見つけよう。

 

『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』(監督:河崎実 配給:トルネード・フィルム 2008)だ。

 

『宇宙大怪獣ギララ』( 監督脚本:二本松嘉瑞松竹 1967)のギララとビートたけしが出てくる映画だ。特撮のレベルは低い。ギララに対抗するのはビートたけしをかたどったと思しきコマネチ姿の像。それを古来から崇める集団がいる。場所が洞爺湖なので彼らはアイヌたど思われるのだがアイヌらしくない。現存のアイヌ団体同様胡散臭い。

 

『ギララの逆襲』で伊部三蔵首相(福本ヒデ)はトイレに駆け込んで観客を呆れさせる。なお福本ヒデは声帯模写もしている。河崎や福本の言い訳は、当時潰瘍性大腸炎の知識が不足していた、だろう。だが、佐藤同様、彼らも体制側を嫌っていた、が本当だろう。

 

佐藤浩市にしろ若松節朗にしろ映画については教養溢れると思う。だから、『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』を二人とも知っていた。

佐藤が首相に下痢させたいという提案をしたとき、若松も『ギララの逆襲』を思い出し賛同したのだろう。

 

『空母いぶき』の想定観客に私は含まれていない。

 

 

 

 

 

安倍総理「対北、条件つけず会談」を分かりやすく朝日に教えてあげる

朝日新聞が『(社説)安倍外交 説明なき転換の危うさ

2019年5月11日05時00分』(https://www.asahi.com/articles/DA3S14009363.html)

を掲載しました。

 

安倍総理金氏朝鮮朝鮮の金正恩藩王と条件をつけずに首脳会談してやると発言しました。

朝日はこれを次のように評価します。

<これまで首相は、拉致問題での一定の前進を会談の前提としてきた。それを無条件でというのは大きな転換である。>

品行方正エリート朝日社員は次のようなシーンを見たことがないのでしょう。

水や食事を与えない拷問をしている時、隣でビールを飲んだり、唇に水を塗りつけたり、うなぎを焼く匂いを嗅がせたりして抵抗を打ち破ります。

外交では相手の面子を立てることで厳しい条件を飲ませます。

 

朝日はこれまでの流れをこうだと言います。

安倍総理

1.<「対話のための対話は意味がない」と、圧力一辺倒の強硬路線に固執>

2.<トランプ米大統領の決断で初めての米朝首脳会談の開催が決まると「大統領の勇気を称賛したい」と一変し、対話の道を探り始めた>

 

そして安倍総理を諌めます。

<19年版外交青書では、前年版にあった北朝鮮への「圧力を最大限まで高めていく」という表現まで削除した>。これは<情勢に応じた柔軟さは必要だとしても、無節操が過ぎる>。

<冷徹な分析に基づく熟慮のない外交は場当たりに流れ、相手につけ込まれるだけだ。>

 

結論は以下。

<説明なき転換は危うい。拉致問題を最重要課題と位置づけるのなら、首相は自らの現状認識と今後の指針を、はっきりと示すべきだ。>

 

果たしてそうなのでしょうか。

 

安倍総理トランプ大統領と連携して金氏朝鮮に制裁という圧力をかけ続けてきました。圧力に音をあげた正恩藩王トランプ大統領と会談しました。が、トランプ大統領が満足するオファーはできませんでした。

この間、制裁は緩まることなく続いています。朝日の見方と違って、二人とも<圧力一辺倒の強硬路線に固執>してきたのです。

トランプ大統領は正恩藩王と二回会談しましたが制裁は解きませんでした。報道されませんが、金氏朝鮮人民はこれを見てどう思うでしょう?

「教えに反した王様も大したことが無いな」と冷徹な評価が生まれます。

トランプ大統領支那には貿易戦争などを仕掛け、支那金氏朝鮮を庇う余裕を失わせました。

ロシアにはイラン制裁による原油高をもたらすことで産油国ロシアに干天の慈雨を与え、正恩藩王を無碍に扱わせました。

金氏朝鮮は食糧事情が逼迫し、正恩藩王の体制護持に危うさが見えてきました。

正恩藩王はこれに危機感を覚え強がって見せました(2019/05/04)。ですが、その強がりは安倍総理トランプ大統領を刺激しすぎないよう配慮されたものでした。

これを安倍総理トランプ大統領は正恩藩王の痩せ我慢の限界と判断し、安倍総理は、頃合いやよし、条件無しで会ってやると発言しました(2019/05/06)。

 

こんな譬え話はどうでしょう。

 

金氏朝鮮家は小さな商売で生計を立てていた。歴代の当主は、核という麻薬に中毒してきた。中毒患者にありがちだが、歴代当主は麻薬(=核)の売買にも手を染めた。現当主正恩もその例外では無い。正恩も含めた歴代当主は麻薬代を捻出するため、子供達の食費にも手をつけてきた。

これまで金氏朝鮮は「麻薬をやめますから」と近隣から金をせびるが、麻薬を断てなかった。また、盗みも働いてきた。

代替わりした日米の当主は麻薬を断つ特効薬を注射することにした。そのためには正恩が注射を受ける気にさせねばならない。二人は金氏の店から買わないよう不買運動を広げ継続した。これが効いた。

金氏朝鮮の現当主である正恩は最後の踏ん張りを見せたが、いかにも威勢を欠いた。

頃合いやよしと見た日本の当主はこう囁いた。

 

「痛くないようにするから。」

 

 

こちらはどうでしょう。

 

近所の鼻つまみ者の正恩さんはチュチェ(主体思想、別名自主)というカルト宗教の信者です。この宗教は性に関して厳格なところもあります。男性が女性をレイプすることは許されますが、その他の性的嗜好は許されません。

別の鼻つまみ文さんは受け専のゲイで正恩さんに惚れています。正恩さんに犯されたいと願っています。

 

鼻つまみ同士がくっつくとろくなことにはならないと近所が知恵を絞りました。正恩さんの体形を見て閃きました。正恩さんをアンコ(女役)にしてしまえば良い!

近所は正恩さんにアンコになれば楽しいよ。お金も上げるしと誘惑します。生活が苦しい正恩さんですが意地をはります。でも、我慢も綻びかけています。

いきなり男ではと配慮し女性を用意します。女性ならチュチェの戒律の抵触レベルが下がりますから。

ペニバンを付けたSMの女王様が正恩さんに告げます。

「お尻をお出し。痛くはしないから。さもないと」と鞭を示します。