(新潮)安倍”さん”と安倍”サン"を聞き分ける?

週刊新潮2017/07/14号p40『1 ドンの一声で「横浜カジノ消滅」「官房長官」がメンツ丸潰れ』と言う記事に「ハマの「顔役」」藤木幸夫さんのインタービユーが載っている。

「藤木会長の弁を聞こう」と導入し「(前略)安倍サンや菅の所には(後略)」と続く。

 

世の中には耳の良い人がいる。目が悪い子供と隠れん坊をする話を読んだ。鬼は目が悪い子。最初、危ぶんだけれど、聴覚が鋭くすぐ見つけらてしまったとあった。

 

きっと、週刊新潮も目が不自由な人を記者に使っているのだろう。その記者は「安倍”さん”」と「安倍”サン”」の違いを聞き分けられるのだろう。

 

「安倍”さん”」ではなく「安倍”サン”」とする場合、何かしら思惑があって”サン”を使う。

 

もし1,000%聞き分けたと記者が断言できないならば、鉤括弧(つまり「」)は話を言葉通りに写していることを示す。「」内で”安倍サン”は使うべきでない。

何故なら、藤木さんは安倍さんに対し腹に一物あると、読者に思わせてしまうからだ。