(新潮も)坂上忍、見苦しくて読んでいられません

AbemaTVの『10大の男女が「嫌いな司会者」ランキング』で栄えある1位をゲットした坂上忍(https://www.youtube.com/watch?v=IrzaYHvxk2w)。彼の週刊新潮掲載コラム『わたしのルールブツク スジ論』2017/09/07 号のタイトルは『政治家さん達の「喋ったもん勝ち」見苦しくて観て入られません!』。

このコラムは、見苦しくて読んでいられません!でした。

 

文中、坂上は

1.「まだ話している途中なのに無理矢理割って入って」、

2.「反論されるのが嫌だからわざと話を横道に逸らして」

と書いていた。

 

私はテレビは見ない。特にバイキングなんぞは。だから、坂上の番組がそうだと確言はできないのだが、1.と2.は報道ワイドショーの典型的手法だ。

 

坂上は次のようにも書いている。

「「喋ったもん勝ち」と勘違いしている自分がどのように見えているかを顧みる態度ではないかと。」

 

坂上にはお気の毒だが、「喋ったもん勝ち」はあの朝日新聞がその効果を、論文を引用する形で、認めている。そして、フェイクニュースや印象操作という形式で多用し活用している。

坂上の『バイキング』も、やはり、「喋ったもん勝ち」を活用してフェイクニュースを世に広めている。そして、省みてはいない(ようだ)。

 

 

残念ながら、多くの視聴者や読者は話者は、論争に割って入って相手に喋らせない論者を論争に勝ったと看做してしまう。メディアは切り取りをしてこれを助長する。

 

坂上は「「馬鹿野郎」というキツメの言葉でも、表情次第で愛ある「馬鹿野郎」に聴かせることもできれば、半分冗談として伝えることもできる。」とも言っている。

だが、自民党の発言なら、愛ある「馬鹿野郎」でも字面だけ捉えて、更に、切り取りも駆使して、キツイ「馬鹿野郎」にしてしまうのが、メディアだ。

 

坂上も「自分がどのように見えているかを顧みる態度」、自省を身につけるべきなのだが、

サルでもできる反省をしない人柄の上、「喋ったもん勝ち」の効果を知っている。

だから、ブーメランを恐れずにこんなコラムを書いていられる。