毎日、信頼度70%だと威張っているが、真実はどこにある?
毎日新聞は2017/10/15に社説『きょうから新聞週間 フェイクは民主制を壊す』(http://mainichi.jp/articles/20171015/ddm/005/070/004000c)
を載せた。
毎日の見出しの通り確かにフェイクニュースは民主制を壊す。
そこで重要となるのはメディアの信頼性だ。毎日は平成29年7月の総務省情報通信政策研究所の『平成28年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書』から引用する形で「メディアの中で最も信頼度が高かったのは依然、新聞(70.1%)だ。インターネット(33.8%)とは開きがある。」と威張り、
「読者から信頼されるために、私たちはプロフェッショナルであることを自覚し、丹念に真偽を判別し、正しい情報を伝え続けたい。事実の重みは今、いっそう増している。」
と社説を結んだ。
社説には新聞とインターネットが取り上げられているが、報告書には他にテレビと雑誌の信頼度(各々65.5%と20.5%)も載っている。毎日がインターネットを敵視しているとは言い過ぎかもしれないが、意識しているとは言えるだろう。
それにしても、何故、テレビと雑誌を落としたのだろう。ああ、そうか、TBSや毎日放送やサンデー毎日があるからか!
夜店でブランド物の財布を買ったとしよう。偽物だとしても、驚きはしない。偽物もいっぱいあると認識して用心しているからだ。
インターネットも同様だ。心あるネットユーザーは用心する。新聞の情報を鵜呑みにするような人が騙される。
新聞に載っているデータは概ね事実だろう。だが、問題とすべきは、必要な情報は全てあるのか?だ。そして、
真実はどこにあるか、なのだ。
加計問題では国会でビーチ前川が色々喋った。これは新聞に載っている。確かに、事実は伝えられてはいる。
だが、加戸全愛媛県知事の発言は新聞に載っているのか? 載ってやしない。新聞は真実を伝えていないのだ。
新聞は緑のタヌキこと小池百合子首領様の扇動に乗ってしまい山ほど宣伝したが、彼女が都政で発揮した無能ぶりは伝えなかった。
それでは、真実はどこにあるのだろう?
インターネットだ。
真実はインターネットに埋もれているのだ。
真実は新聞の嘘を明るみに出してしまう。だから、毎日新聞はインターネットを敵視するのだ。
ご同業の朝日新聞は朝鮮売春婦の誤報を20年以上も放置した。なのに、訂正は1週間分程度だろう。訂正記事が小さく短いことは毎日も同じだ。これは、大嘘をついて人に損害を与え得たのに、「謝ったからいいでしょ」と言うのと同じだ。
新聞は読者を誤誘導、端的に言えば、騙す。社説の結びの文の本音は
「読者から信頼されるために、私たちは騙しのプロフェッショナルであることを自覚し、丹念に正しいけれども読者を誤誘導する情報を判別し、それらに基づくストーリーを組み立て伝え続ける。ストーリーの重みは今、いっそう新聞にとって増している。」だ。