若狭勝 (地方自治と国政)小池百合子技で騙しを企てる。
若狭真猿というのがいるそうだ。真猿と書いて「まさる」とは読まない。「しんえん」と読む。原猿(げんえん)より「サルらしいサル」だとWikipediaの"真猿亜目”にある。
猿さんは特捜、公安検事をやってから国会議員となった。経歴から見ても地方自治には縁遠いし、予算づくりをする官房の経験は無いようだ。
猿さんだと思うが、以下の発言がある。
「総選挙で使われるお金は約600億円」
「それだけの税金があれば600個の保育所ができ」
「待機児童の問題もそれだけ解消されるはず!」
「巨額の血税を軽々と使って選挙をするような政権は、国民目線に立った税金の有効活用(ワイズスペンディング)の意識が根本的に欠如している」
https://twitter.com/ozuemura/status/920276540021137408
若狭勝大先生
— OZ Uemura (@ozuemura) 2017年10月17日
総選挙で600億円ガー!
ヾ(・ω・o) ォィォィ
小池百合子がここまで垂れ流している都税を考えてみろよ、と。 pic.twitter.com/cBNWV132if
HUFFPOSTの「2012年の衆院選で使われた費用(ネット選挙啓発費は2013年)」(http://know01.com/wp-content/uploads/2014/11/original2-300x142.jpg)によると
約666億円で国の予算から出る。約600億という額は正しい想定と言って良い。
猿の知恵は猿知恵という。猿さんは税金の使い道は自由になると考えているらしいが、総務省の予算を文科省や厚労省が使うことは難しいらしいよ。それどころか、総務省消防庁の予算を総務省総合通信基盤局が使うことも難問らしい。
猿さんに身近な動物園の例で説明すると、猿さんの上にいる緑のたぬきの餌の栃の実4個の内、3個を猿さんが取って食べても、動物園としてはプラマイゼロ。でも、猿さんは緑のたぬきに殺されますよ。
ところで、待機児童問題は全国的問題ではない。猿さんの経歴を見ると半猿前の頃から福島で4年居ただけで、残りは東京横浜で過ごしている。
朝三暮四という言葉があるように、猿さんは身近なことを全てと考えてしまう。つまり、猿さんは首都圏の問題を全国の問題と考えてしまうのだ。このことから、猿さんは地元へ利益誘導する議員にはなれるけど、全国レベルの思考はできない。つまり、あまり、望ましくない議員なのだ。
待機児童問題は全国的問題ではないと述べた。どこの問題かといえば首都圏など待機児童問題がある地方自治体の問題だ。
省間の予算の移動は難しいと書いたが、政府の金を地方自治体に回すことも、また、難行らしいのだ。
自治体予算の使い道を国が決定すれば、「地方自治に反する」と反対が出るだろうしね。
東京の待機児童問題に最初に対応すべきは東京都だということ、そして「ワイズスペンディング」という猿さんのフレーズを重ねると面白い結論が見えてくる。
小池百合子首領様は自分をアピールするためだけにオリンピックや豊洲市場移転問題に介入した。その結果、豊洲問題では業者への補償だけで300億円の費用がかかることになってしまった。
なんと素晴らしい小池百合子首領様のワイズスペンディングでしょう!!
あれ、わたくし、緑のたぬきに化かされています?
ええ、300億円は税金からではなく中央卸売市場会計から出るのでしょう。ですが、猿さんは総務省の予算で保育所を作れと主張していますから、中央卸売市場会計の金で保育所を作ることに痛痒は感じないはずですね。
結論、人により近い真猿(しんえん)といえど、猿さんの知恵は。
ついでですから指摘しおきましょう。
上のTwitterの流れには内山真吾都議の「あえて、ツッコミを入れさせて頂くと、そもそも600億もかけてなんで解散をしたのか、国民はさっぱり分からないですよ」と言っています。
この人、なんかガキみたいな顔をしています。出身は日体大で、プロボクサーですか。お気の毒にパンチドランカーになってしまわれたのですね。だがら、こんな簡単なことも分からないのですね。
なぜ、解散したか?
それはね、ドランカーちゃん、
都民ファシスト、もとい、都民ファーストの裏の首領様小池百合子を総理にするためですよ、「あえて、ツッコミを入れさせて頂くと」。