上念司 ユリノミクス 経済評論家らしからぬ盲点(月刊Hanada 2017/12)
月刊Hanada 12月号に上念司氏の大変優れた『「ユリノミクス」は100%実現不可能』が載った。音喜多駿都議の『三枚舌、小池知事は最大の反面教師』とは大違いだ。
まず、石破茂氏の財政緊縮的立場を指摘。
次に、小池百合子首領様支配下にあった希望の党のユリノミクスは消費税凍結を唱っているのに、何故、小池首領様は石破氏に秋波を送るのかと自問し、ユリノミクスを見直す。そして、ユリノミクスも、消費税凍結という飾りはあるものの、緊縮政策だと指摘する。
続いて、小池首領様の経済無知ぶりを詳らかにし、ユリノミクスの各項目の現実性を詳しく調べ、血祭りにあげ、粉砕する。
全く上念氏の論説の通りなのだが、惜しい、一つ漏れを見つけてしまった。
「景気」という言葉に「気」という文字が入っていることから分かるように、景気は「気」である。国民の2、3割の気が触れ、お金を使い始めれば、それが連鎖反応を起こし、景気は、法華の太鼓、すぐによくなる。
上念氏はp71に
(小池首領様が)「いくら劇場型政治を 繰るのがいくらうまくても」
と書いている。
小池首領様があらゆる手、ソン エ ルミエール(音響と照明)や、脅しからすかしまで、更には効果が無いサブリミナル効果までを、劇場型政治で駆使し、
その上、ユリノミクスの語源であり、催消費効果がある小池百合子女王様の尿(ユーリン)を飲ませれば、国民の6割は浪費欲にあがらうことは、
百合子蛇に
(コブラ ユリ(Cobra Lily)(学名ダーリングトニア・カリフォルニカ)肉食の植物。
写真はINSURE AND GO様より引用 https://blog.insureandgo.com/wp-content/uploads/2013/10/cobra-lily-the-meat-eating-plant-that-looks-like-a-snake-1.png)
見込まれた蛙と同様、できなくなってしまう。
惜しい。上念司氏はこれを見逃していた。