(更新)高橋洋一氏も発言 野党、透明性を主張するなら質問時間は譲れ

(2017/11/25 更新開始)

高橋洋一氏も2017/11/18付の記事『法案の事前審査で消化試合 国会論議は活性化できるのか、与党への質問時間配分も一案 』の2/2で

事前審査は密室であるが、国会の議論は公開で、国民の目がある。国会議員も国会で質疑するのが本来の仕事なので、国会で行うべきだ。

と書いていた。

(2017/11/25 更新終了)

 

衆議院の質問時間配分で与野党間でもめている。 

野党は手続きと意思決定における透明性を主張している。 ならば論理的帰結として質問時間の配分に合意しなければならない。


野党の主張はこうだ。

「政府与党間で法案提出前に協議している。だから、国会での与党の質議は少くなくて良い。」


この野党の主張に従うならば

お役人「このようにすると大企業は大喜びでございます♥️

与党議員「計算屋、お主もワルよのう😄

という事前協議は可視化できないのでは?

勿論、国会の質議で事前協議の全てが明らかにはならないが多少なりとも改善されるだろう。


平和安全法制、テロ等準備罪や森友・加計を巡る質議のマスコミ報道に大きな偏りがあった。このため正しい情報を知ろうとする人はインターネットにある国会質議の動画を見るようになった。

現在の時間配分のままだと、時間を費やしきれ無い野党の「キノコを採ると共謀罪になってしまう」という愚かな反対意見の繰り返しばかりを延々と見ることになってしまう。有権者は法案の必要性とそれをいかに実現する考え方には無知のままに放っておかれてしまうのだ。


与党が

「どうしてこの法律が必要なのですか?」

と必要性を糾し

「実現にはこういう方法もあると思いますが、どうしてそうしなかったのですか?」

と実現方法間の優劣と妥当性を示せば、そしてもし野党がまともなら、与党の質疑に応じて質問を変えてくるだろう。与党とは異なる手法を提示するようになり、もっと本質的な議論が進むと考える。