「設備費がかかりすぎる!!」電波オークションは無理の理由

テレビ局が使用している電波の帯域をオークションにかけるべきだと言う意見がある。それに対する反対理由には支那がテレビ局を買収してしまうなど色々ある。

反対理由では無いのだが、オークションは実質的に無理という考えもある。新たにテレビ局を始めようとすると設備費が膨大になるのるので不可能というものだ。

一見、尤もそうだ。確かに、色々機材を買ったり電波塔を建てたり人を雇ったりと大変そうだ。

でも、本当にそうなのか?

 

オークションの結果、新たな参入があるとしよう。するとはじき出される既存のテレビ局が出る。

はじき出されたテレビ局は存亡の危機に陥る。人員解雇の嵐は吹き荒れる。株価はストップ安になるかもしれない。

そんなテレビ局が取り得る方策の一つは整備と人員を貸し出すことだ。借りる側にしても少なくとも時間の節約にはなる。

 

設備を貸し出す側が強気になれるのか、借りる側が足下を見るのか、どちらになるのか興味深い。

 

それに、NTTが光通信の設備を更新すれば、テレビ局も電波だけに頼る必要も減じる。

あ、それなら、電波オークションに参加する理由もなくなるのか。