役人を術中にはめたった(笑) 森友学園 学校名含め黒塗り文書を開示 実際は「開成小」(毎日)

 

民進党(当時)の福島伸享落選者(47)は籠池泰典容疑者(64)が作成した小学校設置趣意書を基に国会で質疑した(2017/05/08)。この趣意書は国が開示したもので黒塗りがあった。福島落選者はこの黒塗りを逆手に取った。質問することで黒塗りの部分には「安倍晋三記念小学院」と書いてあるという印象作りをしたのだ。

 

籠池容疑者が小学校を作る状況に無いので黒塗りの部分を開示しても学園が不利になることは無くなった。改めて開示された設置趣意書を見ると黒塗りの下には

安倍晋三記念小学院」

ではなく

「開成小学校」

とあった。

 

世の中には慧眼の人もいるものでbarelo's blog様のブログ(http://barelo.hatenablog.com/entry/2017/05/09/000402)

は字数が合わないと指摘していた。また、同ブログにはTwitterで同様の指摘をされた方の記載もある。

 

籠池容疑者の人柄から判断すると

 

1.開成小学校設置趣意書

ではなく

1.安倍晋三記念小学院設置趣意書

と書きそうなもなのに(笑)。

 

 

福島落選者は国会質疑で黒塗りの部分は

 

「籠池前理事長の記憶では「安倍晋三記念小学院」のせっつ設置趣意書だったからなんですよ。」(ママ)

とほざいている。(https://twi55.com/fake20171123/ )

そもそも、国なり府なりに提出する書類のコピーを提出者は持ってはいないものなのか?

確かに都に出した戸籍謄本をもらう時の申請書のコピーを申請者は持たない。だが、設置趣意書はそんな申請書と性質が違うと思う。設置趣意書に基づいたやりとりが国などとの間であるだろうから。

更に、設置趣意書は手書きではない。ワープロ文書だ。ならば、ワープロには原稿が残っているはずだ。

私などは国会での質問には瑕疵があってはならないと考えてしまう。だから、私なら、籠池容疑者が記憶で言ったことを文章で確認を求めてから質疑をする。

 

福島落選者は数が少ないのに質問時間の8割を有する野党議員だった。質問が回ってくる回数が多すぎ準備に時間が不足したのかもしれない。いやいや、福島落選者の字数が合わないことに気づけない程無能だったという方が可能性が高そうだ。

 

もしくは、気づいたがそれを無視するほど国会をナメていたのか。

 

福島落選者は自身のフェイスブック(https://www.facebook.com/nobuyuki.fukushima.58/posts/1004354766370136)では

「嘘の情報を信じ込み」質問しているのではなく、籠池氏側の情報の真偽を財務省に確認するために質問している

と書いている。先に述べた字数の問題に気がつかないふりをして、また、設置趣意書のコピーは籠池容疑者側に残っているはずだということを無視している。

 

わざわざ黒塗りにした部分を国会で役人が開示することなどありえない。

そんなことをすれば黒塗りの意味が無くなる。だから福島落選者は「籠池氏側の情報の真偽を」「確認するために質問し」たのではない。

「「嘘の情報を信じ込み」質問しているのではなく、印象操作のために質問し」たのだ。

 

実際、福島落選者のフェイスブックに、役人を術中にはめたと書いている。

 

そんなナメくさった態度が、福島落選者の敬称が「落選者」になった理由だろう。