「基地の外」は「基地外」なのか BPOニュース女子意見書

BPOが沖縄問題を取り上げたニュース女子#91について多くの問題を内包する意見書(*1)を出した。

(*1 https://www.bpo.gr.jp/wordpress/wp-content/themes/codex/pdf/kensyo/determination/2017/27/dec/0.pdf#page=18)

 

18-19ベージではテロップの中の「基地の外の」という文言を問題にしている。これが4箇所に使用され、「基地の外」が黄色の斜体で強調されているという。

BPOは「基地外」は”キチガイ”の誤変換で、”キチガイ”の言い換えになっていると主張している。

この主張に基づき、BPOは「基地の外」が「基地外」のさらなる言い換えだと示唆している。

だが、BPOはDHCに意図を尋ねてはいないようだ。

 

例えば「目の不自由な人」という言い換えもある。言い換えが良くないのなら、「目の不自由な人」も不適切になってしまう。BPOさん、福祉の番組は困ることになまりせんか?

 

私は「基地の外」は揶揄だと思う。

「基地の外」の対語は「基地の中」だ。

BPOはその主張の中で

「「基地の中の」反対運動が現実的には考えられない」

と断言しているが、今後国外ではテロリスト扱いされるかもしれない山城博治被告(65)らが逮捕送検された理由は基地内活動したからであるという「現実的に」あった事実を知らないのか。

また基地外活動屋はフェンスにビラを貼ったりテープを貼り付けなどの嫌がらせをしている。これも厳密には基地内の活動だろう。

DHCは山城被告らの基地内活動を揶揄したのだと私は考える。

 

次は日当問題。

BPOは、「V. 考査に対する検証」で日当問題も取り上げている。そしてこうするべきだったと意見を出している。

日当問題については勿論DHC側に落ち度があった。BPOは「組合に動員された人の日当問題にも触れるべきだった」と建設的意見を出すべきだった。

何しろ、動員されは人は顎足日当つきのようだから。