民進党の解党はない

ジャーナリストの長谷川幸洋さんが『今年は野党と左派系マスコミの「暴走と自滅」の1年だった』(

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53840

)

という文を書かれた。

3ページ目に

1. 民進は実質的な解党を避けられないだろう。

2. そもそも路線の違う2つの勢力がいつまでも共存できるわけがない。

3. 早ければ年内にも解党するのではないか。

4. 自分たちで決断できなければ、離党者が続いて流れ解散になるだけだ。

」(付番はdangun)

とある。

 

民進党を検索すると「民進党 | 国民とともに進む。」がヒットする。

民進党 | 勝手に迷走する。」ではないかと思うのだが。

ルーチンワーク以外の大きなことに目が届く人材がいなくなったのだろう。

 

私は民進党は解党しないと考える。理由は溜め込んだ70億とも言われる金だ。

長谷川さんが4.で指摘しているように離党者が続けば、残った者の分け前は増えるのだ。

 

離合集散を繰り返す民進党の烏合の議員の多くに政治的信念などあるはずもない。代わりに保身がある。政党は当選するための道具と考え、地位に恋々としているだけだ。

 

現在の民進党はほぼ参院議員からなる。昨年当選した議員は2022年まで地位は安泰だ。それ以外の議員も2019年までは安泰だろう。

若くない人、覇気がない人は現在は少数かもしれない。だが、離党が続けば、相対的に比率が上がる。村田蓮舫有田芳生のような煩わしい議員が逃げ出すということは、逆に言えば、老人クラブへと純化が進むということだ。

 

のらりくらりと党内の意見集約を妨げ、血気が残っている者を去らさせる。分け前は増えるばかりだ。2022年になれば、残った金を早めに分配し各自の政治団体に移す。矜持が残っている者は形ばかりの選挙戦をやって涙をワニの涙を流して見せる。2億円の退職金のためならそれくらい。