福田次官セクハラ 特別サービスは有料だよ?

予め、福田次官のものとされる発言は紳士としてどうかなと思うと言っておく。

 

日本ではサービスは無料と、いまだに、考えられているケースもある。欧米ではサービスに対して(最近は払わない人も多いという報道もあるが)チップを出す。

 

高級官僚が記者会見で記者の質問に応じることは職務だ。退庁時の囲み取材も準業務と言えるかもしれない。だが、夜討ち朝駆け対応は準業務とも言えないと思う。

 

記者は特ダネが欲しい。

他の記者は邪魔だ。

独占取材をしたい。

 

高級官僚は忙しい。勤務時間での独占取材は公僕の公平性の観点から問題がある。

 

となると、勤務時間外で独占取材をするしかない。

 

高級官僚が勤務時間外に独占取材を受けることはスペシャルサービスだと思う。記者は(古典的用語を使用するなら)おスペを要求したのだ。それには対価が発生して当然だ。対価が払えるものなら払う。それが性的なものでも。

 

枕営業という言葉もあるのだ。

 

閑話休題

 

しつこい質問を受けたときどうするか。

一つの手としては相手の嫌がることを言う。

「オッパイ触らせて」とか。

それでも引き下がらないなら、

「ホテル行こう。」

 

しつこい勧誘でなくとも、キャバ嬢にならこう言うこともありそうだ。もしかして、記者はキャバ嬢との会話を録音したとか。

 

話を戻す。

 

女好きという評判の官僚がいるとしよう。その官僚を担当する記者を誰が決めるのか?

報道会社の上司だ。ある意味、セクハラを起こしたのは、官僚ではなく、上司だ。

もしかしたら、上司も女性かもしれない。

 

ただし、上司の責任は次の理由で軽減すべきかもしれない。

就職難が20年以上続いてきた。その上、女性比率向上圧力もあって才色兼備の女性記者も増えた。その結果、高級官僚の能力に太刀打ちできる男性記者が不足しているかもしれない。

 

セクハラの典型例は次のようなものだ。

上司が部下を馘首降格査定などの脅しを裏に秘めてセクシャルなことを求める。

 

高級官僚と記者は上司と部下のような関係には無い。高級官僚は記者会見から特定の記者を外すことは難しい。

 

実際、週刊新潮(2018/04/19)p24に、女性記者は福田次官から「連絡があってもスルー」とある。怖い上司の連絡を常時スルーできますか?

 

週刊新潮も賢い。記事の最後の方(p28)に板倉由美弁護士の次の発言を掲載し、セクハラと断言していない旨の逃げ道を用意している。

「職場における直接の上司部下の関係でなくても、相手方が断れない立場を利用して性的に不愉快な言動をした場合、一般的にセクハラがあったと認められます。」

続けて

「(省庁の)幹部からの性的に不愉快な言動を我慢しなければ情報を得られないとすれば、立場を利用したものとみなされ、セクハラがあったと認定される可能性がある。」

とあります。

 

記者は「連絡があってもスルー」しているし、普通のネタは得られる。よって、セクハラは認定されないと思われる。

 

男女/女男を入れ替えればこんな例もある。

あなたは、本番禁止のデリヘルから女性/男性を呼んだ。あなたは本番がしたい。でも、本番禁止なのであなたの立場は弱い。女性/男性は追加のお金を要求した。これはセクハラなのか。

 

しばらく前にセックス依存症が話題となった。そこまでひどくなくても異性/同性を見ると欲情してしまう人もいる。少数だとは思うが。そそったのはそっちなのにセクハラ被害者という強い立場でぴしゃりとはねつけるなんて酷い、とそのような人は感じる。例えていうと、幼児にお菓子を見せる、幼児が手を伸ばすと隠す、これを何度も繰り返す、幼児は泣き出す。これもハラスメントだ。マイノリティ擁護がお好きなパヨクさん、どうよ。