「パワハラが産んだセクハラ」真の犯人はやっぱり上司 福田前次官セクハラ

拙稿「福田次官セクハラ 特別サービスは有料だよ?」で

>女好きという評判の官僚がいるとしよう。その官僚を担当する記者を誰が決めるのか?

>報道会社の上司だ。ある意味、セクハラを起こしたのは、官僚ではなく、上司だ。

と書いた通り、真犯人はテレビ朝日のようだ。女性記者の「セクハラ」被害の訴えを放置し1年半も続けさせた。

一般論だが、「セクハラ」を断るときは「ダメだってんだろう、このジジィ」なんて言わず「だめですよ」と断る。

する側はこれは脈があると思ってしまう可能性もあるし、脈がないなと思っても下ネタのような言葉遊び感覚で続けるかもしれない。後でセクハラ告発されれば、意識としてはハニトラに引っかかったと感じるかもしれない。


テレビ朝日女性記者の上司の対応もおかしい。福田前次官はセクハラ男と知られていたようだ。なのに上司は女性記者を差し出した。下衆の勘ぐりだが記者がセクハラを訴えてきた時、「シメシメ。かかったぞ!」と喜んだのではないか。

だからパワハラを発揮して記者にセクハラを甘受させ続けようとしたのだ。

週刊新潮が記者の音声を消したのはなぜか。声で記者とバレて上司のさらなるパワハラを恐れたのかもしれない。

 

さて、なぜこの時期に女性記者は「セクハラ」をバラしたのか?

福田前次官の任期は残り2月程度。もう、絞り尽くしたわよ、あとは晒し者にして、アベに、ウフフフと考えたらからかもしれない。言うまでもなく、私は下衆だ。


反対尋問されない証言。まるで慰安婦というか朝鮮売春婦の嘘のようだ。セカンドセクハラを強調することで反対尋問から免れようとする計算もあったと勘ぐられても仕方がない。

世の中には冤罪誣告の例もある。近年の週刊新潮ネタなら酔いすぎて記憶が飛んでしまったと思われる伊藤詩織さんの例もある。

繰り返すが私は下衆だ。

 

前掲の拙稿に書いた通りこれはセクハラには当たらないと考えている。一部を再掲する。

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週刊新潮も賢い。記事の最後の方(p28)に板倉由美弁護士の次の発言を掲載し、セクハラと断言していない旨の逃げ道を用意している。

「職場における直接の上司部下の関係でなくても、相手方が断れない立場を利用して性的に不愉快な言動をした場合、一般的にセクハラがあったと認められます。」

続けて

「(省庁の)幹部からの性的に不愉快な言動を我慢しなければ情報を得られないとすれば、立場を利用したものとみなされ、セクハラがあったと認定される可能性がある。」

とあります。

 

記者は「連絡があってもスルー」しているし、普通のネタは得られる。よって、セクハラは認定されないと思われる。