杉田水脈議員が科研費で問題としている点
科研費がパヨク活動に使われている可能性を杉田氏は指摘した。
まさに「民主主義は反民主主義を養成する」「自由主義は反自由主義活動を強化する」という、レーニンの警句的な状況が発生しているのだ。
「安倍!お前は人間じゃない!叩き切ってやる!」と咆哮した山口二郎法政大学教授や、牟田和恵大阪大学教授を例示したためか主にパヨクの反応が多て強い。
パヨクの反応は、例えば、領収書一枚一枚適正に処理しているなどだ。
だが、お仲間団体に仕事を回していても「適正」な領収書は出てくるのだ。
パヨクでは無い人の反応は「研究にイデオロギーを持ち込むな」。
私が愛読している田中秀臣氏も
「杉田水脈議員の科研費に対する言動はただの政治イデオロギーから発する批判で、まったくダメ。杉田議員の発言には今までも感心したことはない。脅迫事件は心配しているがそれとこれは別。書くまでもないが。」(https://twitter.com/hidetomitanaka/status/976621755920916481)
と書いておられる。
田中氏は科研費を申請したり貰う側なので、現在のシステムに好意的となり上記の発言となったのかもしれない。だが、杉田氏が指摘している問題点とは、ずれていると考える。
科研費の決定の実態は文科省のお役人が鉛筆ナメナメ判定しているのではない。
科学技術・学術審議会の科学研究費委員会の各部会が実質的に決定している。
学者が部会を構成しているのはボスクラスの学者。これらの学者がピア ツー ピアで審査している。
ここで問題となるのは、特に社会科学の、ボスクラス達が審査にイデオロギーを持ち込み、持ちつ持たれつで審査している疑いがあるのだ。杉田氏はここを突いた。
とは言っても、ピア ツー ピアに代わる審査法があるとは思えない。
社会科学のボスクラスが心を入れ換えることなど、ピア ツー ピアに代わる審査法以上にあり得ないことなので、現状は続くのだろう。