皇室のロールスロイス、2回で使用不能に 朝日新聞

ロールスロイスといえば色々表記がある。ロウルスロイスとか。

大関係の先生が英国軍事産業史の本を書いた。その本での表記がロウルスロイスかそれに類するものだった。ロールスロイスは航空機エンジンメーカーでもありスピットファイアやP-51マスタングにも使わた。ロールスロイス軍事産業でもある。ロールスロイスのエンジン部門の日本語版のホームページを見たら、表記は当然ロールスロイスだった。趣味の本ならともかく、学術書に類するロールスロイスのエンジン部門も扱う本でこの表記はないだろう、と購入意欲は減退した。

問題の本の後書きを読むと付け焼き刃だ分かった。著者が原稿を友人に見せたら、会社名は忘れたがロールスロイスに匹敵する有名な会社が抜けていると指摘された。だが、著者はぬけぬけと出版したのだ。欠陥本など読むに値しないとほぼ決定。

最後の決め手は東大のこの分野での大ボス西川純子に賛辞を送っていたこと。彼女のデタラメぶりは知れ渡っていたのだ。

 

車のロールスロイスに話を移す。祖父の本だと思うが、子供の頃、世界の自動車を扱った新書を読んだ。シュコダとかサーブとかも出ていたと思う。その中にロールスロイスの記述があった。

ロールスロイスの検査部長の仕事は検査に不合格にさせることだとあった。ドアにレンガをぶら下げて開閉させキーキー音がしないかチェックしたとか。

故障した時の対応も書かれていた。アラプ旅行中に砂漠でロールスロイスの車軸かそれに類するものが折れた。困ってロールスロイスに連絡したらヘリがその部品と修理工を運んできて直してくれた。旅行後ロールスロイスのオーナーは、修理代はいくらになるんだろう、ヘリも飛んできたし、と怖々ロールスロイスに電話した。するとロールスロイスは「ロールスロイスの車軸は折れません」と返事し、修理は無料だった。

 

コンピュータ関係の米国人のエピソードを読んだことがある。その人はポルシェか何かスポーツカーに乗っていた。安ーい安ーい中古の中古の中古のロールスロイスに変えた。すると、レストランへ行けばマネージャーが飛び出してきて、良い席に通してくれたそうだ。勿論、トイレの脇の席とは縁遠くなった。

 

朝日が皇室の即位に使われたロールスロイスのオープンカーが2度使用しただけなのに動かなくなったと報じた。それを受け、アノニマスポスト様に記事(http://anonymous-post.com/archives/23089)がを掲載した。

それによると、オイル漏れの修理見積もりが宮内庁の予算とは会わず、放置しておいたら車検切れになってしまったということだった。

 

秀逸なコメントは

「ファクトチェックは記事にする前にしておけって。」