科研費問題で細谷雄一の金銭面でのゴマカシ 杉田水脈の指摘からの派生

 拙稿『科研費問題で細谷雄一のゴマカシ 杉田水脈の指摘からの派生』の続きとなります。

 

細谷さんが書いているように

>国立大学の場合は、いずれの場合も、大学組織に外部資金を入れて管理をして頂くことになっております

 

だから、「適正に管理されていて、不正は無い」と言う人もいます。ですが、細谷さんも

>経費の使用に不正がある場合もあれば、

と不正があることを認めています。

 

「適正に管理されているから不正は無い」と言う寝言はガソリーヌ山尾で無効となりました。ガソリーヌ山尾は適正に管理されている政治資金報告書で地球800(?)周分走り回ったと嘘八百を言っていました。

 

お仲間に仕事を委託したことにして領収書を貰うこともできます。実際の仕事は院生をこき使ってね。

セメントいてコマす辻元清美みたいに、院生のバイト代を支払ってから巻き上げる手も有りますね。

 

 

国際政治学者である細谷雄一さんは自分の場合を使ってこんなモデルケースを作りました。

10人のチームで外国で調査するとなると

>エコノミークラスの航空券、現地での一週間ほどのホテル滞在費など、授業などのない夏期休暇などの繁忙期の高い時期を利用すれば、合計で一人で50万円程度利用しますので、10人ですと500万円となります。

>5年続けるプロジェクトであれば、海外での現地調査費への交通費等のみで、2500万円となります。

 

細谷さんの専門は国際政治学です。文化人類学者ではありません。細谷さんの専門分野で研究者10人が雁首揃えて5年間毎年海外調査へ行くのが常識なのでしょうね。

 

このようにして細谷さんは国際政治学の研究という場において50万円/人/年という「基準」をでっち上げました。

次に山口くんの一人当たり研究費をこの基準(50万円/人/年)に近づけなくてはなりません。

 

ここで、まず、細谷さんは研究者の水増しをします。

 

>批判されている山口先生の研究プロジェクトは、該当するものは5件で、合計で58名

>16年間でのべ58人で6億円相当のプロジェクトということになります

>理論的に単純計算すれば、一人当たりで1030万円、これを仮に16年で割ると、一年あたりで60万円ということになりますね。

 

私の電卓は古いようです。

6億÷58人=1034万円/人

にしかなりません。

1034万円/人÷16=64万円/人/年

です。

4万/人×58人=232万

なるほど、細谷さんはこのような手口で裏金、もとい、予備費を作るのですね。

 

以上は推敲で書き足しました。細谷さんてアバウトすぎるというか、セコすぎる。細谷さんの諸説に信を置けなくなってしまいました。それとも日本の国際政治学ってそんなレベル?

 

 

拙稿『科研費問題で細谷雄一のゴマカシ 杉田水脈の指摘からの派生』で示したとおり、「6億円相当のプロジェクト」は5ではなく、3研究です。細谷さんが数えたのべ58人から除外すべき2研究の参加者11人と同じく11人を除くと36人になります。

 

理論的に単純計算すれば、一人当たりで1667万円、これを仮に16年で割ると104万円ということになります。

 

細谷さんが数えた58人を使うのなら拙稿『科研費問題で細谷雄一のゴマカシ 杉田水脈の指摘からの派生』で示したとおり、「6.8億円相当のプロジェクト」になります。

 

理論的に単純計算すれば、一人当たりで1172万円、これを仮に16年で割ると73万円ということになります。

 

いずれの場合でも50万円より微増ではありませんね。

 

まだまだ注意すべき点があります。細谷さんは国際政治学者。山口くんは国際が付かない政治学者。山口くんは毎年の夏休みに現地に行ってホテルに滞在する必要があるのでしょうか。

 

そうそう、科研費を仲間で平等に分けますか?

国際政治学は平等なのかもしれません。ですが、国際が付かない政治学でも平等なのでしょうか。疑問です。