800億円ならイージス アショア導入可なんだな?! その日暮らし朝日は準備の大切さを理解できない。

浅慮を読者に強いる朝日新聞は社説として『陸上イージス 導入ありきは許されぬ』(https://www.asahi.com/articles/DA3S13615465.html)を出した。

 

社説の論旨は

1. 米朝会談で緊張緩和した。イージス アショア導入は緊張緩和に逆行する。

2. 新型レーダーを選択したため、イージス アショアの価格が800億円から1340億円と約1.7倍になった。 費用対効果を考慮すべきだ。

3. 配備予定地の秋田と山口では反発が強まっている。

 

まず、朝日の記憶力を疑う。

古くは日ソ不可侵条約だ。日ソ不可侵条約で日ソ間の緊張緩和ができた。だが、ソ連は突然条約を破棄した。

北朝鮮はこれまで約束を破り続けてきた。今回も核製造施設を拡充しているとか、新たなICBMを製造していると言う情報が流れてきている。

なのに、朝日は緊張緩和が進んでいると言う。

 

朝日は数多の捏造報道をしている。バレると時には朝日は謝罪をした。だが、それは口先だけのものだった。そんな朝日だから朝日は北朝鮮に共感してしまうのだろう。今回の記事が北朝鮮からの命令で書いたものでないとしてだが。

 

朝日の販売部数は下落している。その原因として、読者が朝日の謝罪は口先だけのものだと認識したことがあると考える。謝るポーズだけで許してしまっては朝日が真の反省をすることは無いと読者は認識したのだろう。この読者の姿勢は政府の北朝鮮への姿勢に通じるものがある。

 

日本のミサイル防衛は遅れをとっている。米朝会談の結果、北朝鮮の核とICBMの開発のテンポがスローダウンしているよう見える。これは日本にとり、キャッチアップのチャンスだ。それなのに、何故か、朝日はそれを指摘しない。国民の安全を願うのなら、朝日は秋田山口のプロ市民による反発を叱らねばならないのに。

 

仮に北朝鮮が核とICBMを廃棄したとしても通常弾頭ミサイルは持っている。イージス アショアはこれに対する手段でもある。

また、朝日は緊張緩和を言い募るが、拉致問題は進展していないように見える。イージス アショアは北朝鮮の「拉致拉致とうるさいこと言うなら、ミサイル1発日本へ誤射しちゃうかもしれないよ」と言う脅しに対抗できる。

 

朝日は米朝会談を持って緊張緩和という。だが、支那の脅威を無視している。これは翁長テロ支援知事と同じ論法だ。

 

朝日は費用が800億円から1340億円に増えたから費用対効果を考えてイージス アショアを導入すべきでは無いというものだ。次の喩えを考えてみよう。

新しい配送車を買うことにした。メーカーは冷蔵オプションを発表した。配送課はこのオプションも付けたいと言う。経理課長は費用対効果を考えろと言う。この場合、考慮すべき費用対効果は冷蔵オプションについてだ。

なのに朝日は配送車を買うなと言っている。論点ずらしだ。

 

藤原かずえ様が社説を評して

集中豪雨で決壊寸前だった堤防の増強工事に対して「しばらく雨が降っていないからやめる」と言うのと同レベルのリスク認識です。米朝関係は依然として不透明であり、日本の防衛は依然として不十分です。

と書いておられる。真に正答である。貧して鈍した朝日は其の場凌ぎで先のことを考える習性を無くした。