陸上イージスの費用対効果は1:12。配備しなければ改憲>朝日社説

浅慮を読者に強いる朝日新聞は社説として『陸上イージス 導入ありきは許されぬ』を出し次のように主張した。


「導入後30年間の維持・運用費を加えると、総額は4664億円になるという。」

「そこには土地造成などの施設整備費も、一発数十億円にのぼるミサイル費用も含まれておらず、さらに経費がかさむだろう。」

よって

「費用対効果の面からも、やはりこの計画は、導入の是非を再考すべきだ。」と朝日は主張する。


ならば朝日が仰る通り費用対効果を考えてみよう。

(社説の論理構成の無理は既に指摘した。)


核ミサイルが東京に落ちたと想定しよう。

NEWSポストセブン(https://www.news-postseven.com/archives/20171124_629284.html)によれば最悪死者180万人だ。NEWSポストセブンは原爆複数個の被弾を想定しているが、水爆だとケタ違いになるとある。1000万以上の死者なんてつらくて計算が出来ない。甘くして水爆1発の被弾で200万人の死者が出るとしよう。


航空機事故では1億円の損害賠償はざらに出る。交通事故でも損害賠償は1億円になることもある。甘い懲罰的損害賠償を適用し1億円とする。


200万人×1億円/人=200兆円


次に経済被害だ。朝日新聞掲載の首都直下地震の被害想定(http://www.asahi.com/special/syutochoka/)によると95兆円。北朝鮮の核攻撃に対して地下インフラは地震ほど被害を被害を受けないと思われる。ところが、北朝鮮の核攻撃には地震には無い放射能の被害もある。よって、95兆円をそのまま採用する。


東京壊滅となれば、日本の経済も大打撃を浴びる。甘く見てもGDPの10%が失われ、これが10年は続くだろう。日本のGDPはこのところ伸びているので560兆円とする。

550兆円×0.1×10=550兆円


以上合計すると

200+95+550=845兆円


次は費用だ。朝日の記事には30年間で4664億円とあるが、これにはミサイル代、施設設備費は含まれない。ミサイル代は4発と関連部品込みで150億円(https://www.sankei.com/world/news/180110/wor1801100020-n1.html)。大量に買えば単価は下がる。50発で30億円として1500億円。施設設備費1000億円としよう。


すると30年間で7164億円となる。


次に北朝鮮が30年間で日本を攻撃する確率だ。あの金正恩のことだから1%はあると思う。

(数学用語の)期待値は

845兆円×0.01=8.45兆円。


費用対効果は

7164:84500=1:11.8


7164億円の保険で約8.5兆円の損失を防げるのだから安いものだ。しかも大阪名古屋などへの攻撃は考慮していないし、火事場泥棒的支那の侵略も考慮していない数字なのだ。

 

結論 イージス アショアは費用対効果が高い。

 

更に、北朝鮮の核ミサイルが落ちれば憲法第9条は無くなるよ>朝日新聞