死刑制度の反対の真意は? 森達也

映画監督の森達也氏をお目当てに私のブログを訪れる方も少なくない。森氏ら死刑廃止論者は、麻原彰晃こと松本智津夫らオウム死刑執行にもショー化しているとか政府に因縁をつけている。ショー化しているのはマスコミなので政府もとんだトバッチリだ。ただ、彼らがマスコミを批判すれば、マスコミから干される恐れがあるので、営業上止むを得ないのかもしれない。

 

さて、森氏はオウム関連の映画を撮っている。

 

オウム死刑囚の死刑執行でオウムが行った「洗脳」の手口が再び脚光を浴びた。オウムの「洗脳」の手法は松本智津夫だけものでは無い。上手下手はあるにしろ弟子達もそれを学んだ。オウム後継団体の信徒数の推移を見てもそれが窺える。

 

もしかしたら、森氏は映画を撮った時に、撮影対象から、死刑は良くないことだと一層洗脳されたのかもしれない。更には、森氏は隠れオウム信者になったのかもしれない。

 

作家には様々なタイプがいる。書いているうちに結末が浮かんでくる人もいるようだ。

映画監督の場合、金がかかるのでそういうタイプは少ないだろう。言い換えるなら、映画監督は先を見通す。

 

森達也氏の死刑制度反対は偽装で、本当は松本智津夫を助けようとするクレド(信仰宣言)なのかもしれない。

 

こんなゲーム論的ゲームを考えてみよう。革命戦士と農民の数の変化を扱うゲームだ。

革命戦士は農民and/or他の革命戦士を殺す。一度に1人殺したら革命戦士は10年活動休止、一度に2人殺したら15年活動休止、一度に3人殺したら退場させられる。休止明けになった革命戦士は、また、農民and/or革命戦士を殺す。

 

さて、十分長い間、ゲームを続けたら残っているのは農民だろうか?

何回もこのケームを続けたら、生存者のパターンはどのようなものが多いだろうか。