小飼弾とかいうアルファーブロガーとやらがいる。
こやつは週刊新潮に書評を連載している。書評といってもスペースは2段。凝縮が要求されるスペースなのだが。
小飼の書評を二、三度読んで気がついた事がある。
読書好きという人々がいる。書評が良いエッセイになっていれば儲けものと感じるが、読書好きは本の内容が知りたくて書評を読むのだ。
小飼の書評を読んで、こやつは紹介する本を読んでいないと気がついた。
今回も同様だが、小飼の浅薄な議論を長々書いているのに、肝心な本の内容には触れていない。
小飼の書評から得られる情報はタイトルと著者名だけ。
(文中敬称略)