アイヌ利権 アイヌの奨学金 24億円貸付けたのに返還は1人159万円だけ(2009/03/24 21:08 )

 アイヌの大学生989人に北海道が貸し付けた奨学金が24億円。返還したのは1人で159万円でした。期間は1982年から2008年まで。年1億の予算規模です。アイヌの北海道での人口は2006年の調査では23,782人です。

 

 アイヌの大学への進学率は17.4%で、アイヌが居住する市町村の平均は38.3%。半分にも達していません。進学率を上げるためにも、返還してもらう必要があります。

 

 中にはこんな、例も。大学の通信教育を受けていた人に14年間で1213万円貸付け免除したケースもあります。これなんかは、真の意味で学生と言えるのか。趣味の勉学のような気もします、14年間ですから。放送大学ですと、学士号取得のため在籍できる期間は10年です。

 

 24億円のうち、21億円は経済的な事情で返還免除だそうです。北海道は随分昔から経済状況が厳しいと聞いていますが、これほどまでに厳しいのでしょうか。年金同様、支払わない人を「経済的事情による返還免除」に仕立て上げてはいないのでしょうか。なにも、アイヌの人だから北海道で就職しなければならないというきまりは無いと思います。

 

(札幌テレビ どさんこワイド180より)