反原発脳は自分で出した自明解をも見落とす

商売の種は重要です。口の上手い石油屋さんなら、自家発電機を持っていない会社にもディーゼル油を売りつけてしまうでしょう。

 

masa okumura @mokumuraなる御仁はブロフィールによると石油関係のコンサルタントです。商売重視の歪んだ目で見ると、福島原発事故も歪んで見えます。

f:id:dangun:20180915221249p:plain

この誤診、もとい、御仁は

「この人は福一事故の時は何処に居たのか?、全く何も学んでいない」と大上段に振りかぶり、

「何十台発電機があっても、肝心のオイル(経由、ディーゼルオイル)が無ければ、発電機は無用の長物で役に立たない」と偉そうにご高説を垂れ、期待を高めた後で、

 

「福一は津波オイルタンクが流され、破壊された」

 

と大空振り。

 

福島第一原発の全電源喪失は地下に設置された発電機が津波で水没したことが主因。このように石油屋の目は歪んでしまいます。

 

この御仁には「福一事故の時は何処に居たのか?、全く何も学んでいない」とブーメランが突き刺さってしまいました。

 

次に「津波オイルタンクが流され、破壊された」を検分します。

この正否は置いておきましょう。この認識から導き出される自明な解は「津波オイルタンクが流されたり、破壊され無いようにしておけば、福島第一原発事故は起きなかった」です。

 

原発脳は自ら(ほとんど)導出した自明解をも見落としてしまいます。恐ろしや。