野々上裁判長は常識外れ、広島高裁認める。

(本稿は毎日新聞2018/09/26付社説『伊方原発の再稼働容認 リスクを直視していない』(mainichi.jp/articles/20180926/ddm/005/070/029000c)に基づく)

 

裁判官にも変な人がいる。パンツ一丁の姿を公に晒した関口本一程度は可愛いものだ。プライベートなんだから、とも思う。

 

裁判官も社会の実状や民間を知れと朝日新聞などへ研修に行ったりする。朝日なんかへ行けば関口より常識外れになりそうだ。裁判官は国民から信頼を得なければならない。ところが朝日新聞のレベルはどうだろう?オクスフォード大学に設置されているメディアの研究所の調査によれば、信頼性最低ランクの会社だ。世馴れた人なら朝日を反面教師して成長する。裁判官は世知に長けていないから企業へ研修に出される。朝日の汚いところを吸収してしまう裁判官も出るだろう。悪いことに、朝日にはセクハラ、パワハラの掃き溜めなのだ。更に悪いことに自浄作用は働かない。

 

広島高裁全裁判長だった野々上友之は2017/12/13に伊方原発の運転差し止め仮処分を決定した。その理由は後述する。定年間際の判決だったので反原発派にアピールするための決定だろうと口の悪い人は評した。

 

野々上友之の決定理由は 

1. 阿蘇山が九州を一瞬のうちに全滅する噴火を起こした過去がある。

2. 今後阿蘇山が同様の噴火をする可能性がある。

3. その時伊方原発がまだ存在している可能性がある。

4. しかも、稼働している可能性がある。

5. 火砕流が伊方まで届く可能性がある。

6. それにより、伊方原発が損傷する可能性がある。

7. 損傷した場合、大きな被害を出す可能性がある。

 

風が吹けば桶屋が儲かる論法」をうまく活用している。

 

野々上友之の決定を2018/09/25広島高裁は覆し、仮処分決定を取り消した。毎日によるとその理由は

「「自然災害の危険をどの程度まで容認するかという社会通念を基準に判断せざるを得ない」と指摘した。」

 

言い換えれば、広島高裁は、野々上友之に常識は通じないと(広い意味で)判示したのだ。

 

野々上友之、立つ瀬があるのかな?

 

(文中敬称略)