池上彰がLGBTの数を語ると #イケガMeToo 

#イケガMeToo池上彰さんが馬鹿脚をお晒しになった週刊文春(2018/10/18号)の連載コラム『池上彰のそこからですか!?』によりますと、

全国20歳から59歳を対象とした10万人のアンケートで「回答した9万人のうち約8%がLGBTなどの性的マイノリティ」だそうです。

但し、この調査は博報堂系列のLBGT総合研究所とかいうところが行なったもので、調査にどの程度の信頼性があるかには池上さんは触れていません。

 

LGBT総合研究所の調査結果のうちLGBT合計は約5.9%です。

確かに、「LGBTなどの性的マイノリティ」合計は約8%ですが、今問題となっているのはLGBTですから、5.9%という数字を出さずに8%と言う数字を出したのは、#イケガMeToo池上さんが印象操作をしたかったからだと推定できます。

 

また、5.9%の内訳を#イケガMeToo池上さんが示さなかったのは次のごまかしをするためではないかと推測できます。

 

池上さんは

「あなたは「自分の周りでそういう人に出会ったことはない」と思っているかもしれません。」

知人にLGBTの人がいないのは?と疑問を持つよう促し

「日本では差別されることが多く、隠していた人が多かったから気づかれていなかった、ということでしょう」

と結論を押し付けています。

「日本では差別されることが多く、隠していた人が多かった」という推論の正しさは証明されていません。男女のカップルでも人の噂にならないようにします。

 

また、次の議論も#イケガMeToo池上さんの能力の範囲外のようです。

 

池上さんのようにギョーカイ人で有名で金持ちなら言い寄ってくる人も多く、撫で斬りなのでありましょう。

ですが、私のような並の場合だとそうではありません。私を好きっ!と想っている人の存在は、今は、感じ取れません。そうですとも!、私は感受性が鈍いのだ!!(笑)

逆に、私が好きっ!と感じても、感じ取ってくれる人もいません。

 

二人がベタベタしているところを目撃すれば、ああ、付き合っているなと分かります。

その二人が同性だと「自分の周りでそういう人に出会った」と気づきます。

バイの人が異性の人とベタベタとても「自分の周りでそういう人に出会った」とは気づきません。

「「アセクシュアル」(他者に対して恋愛感情も性的感情も向かない者)」はベタベタしませんから、気づくことはありません。

 

ここで、調査の内訳(レズビアン:1.70 %、ゲイ:1.94%、バイセクシャル:1.74%)が重要となります。

男女半々の50人の集団では、LやGは一人もいない可能性が高くなります。多めに見積もっても、ゲイの場合2%ですから、100人で2人、50人で1人、25人で0.5人ですから。

仮にLかGの人がいたとしましょう。彼らの相手となる可能性がある人は24人です。年齢なども考慮すれば、異性愛の人でもなかなか相手は見つけられません。

LもしくはGの人がアプローチを始めても異性愛の人は避けるでしょうし、アプローチも中断しますから、認知には至らないでしょう。結果、「自分の周りでそういう人に出会った」とは気づきません。

運よくLかGが二人づついたとします。LやGの人は相手に飢えています。それでも好みがあるでしょうから、ベタベタする可能性は低くなります。

結論として、50人の集団だと、まず、LとGの人はベタベタできません。結果「自分の周りでそういう人に出会ったことはない」となります。

 

 

安定の#イケガMeToo池上クオリティです。

 

 

 

LGBTの現状と課題―性的指向又は性自認に関する差別とその解消への動き―中西 絵里(法務委員会調査室)』(www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/2017pdf/20171109003.pdf#search=%27LGBT+割合%27)

 

LGBTの人口規模については、約8%との企業等による調査がある(図表1)。

 

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