勝間和代パートナー増原裕子に見るレズカップルの「永遠(とわ)」短い LGBT

タイトルはレズとしたがこれはレズビアンカップルに限らないと思われる。ゲイにも同様に成り立つと思う。タイトルはレズビアン雑誌、レズビアンマンガ、レズビアン小説家、レズビアン政治家を観察結果だが、ゲイについては観察していないので。

 

レズビアンの現状報告的マンガの後日談が出たので買ってみた。パートナーと分かれていてがっかりした。

小説家の中山可穂さん。この人はある本の後書きで、ある短編は実話だと書いた。赤ちゃんがいて結婚している女性を中山さんは略奪した。親権は父親に喜んで(?)渡したようだ。が、数年後にはその女性と離別した。

尾辻かな子さん。この人の結婚式は単なる知名度を上げるショーの可能性もあるが、短かった。

勝間和代さん(49)のお相手の増原裕子さん(40)。増原さんは元宝塚の東小雪さん(33)と渋谷区の同性パートナー証明書制度の初の利用者という名誉を2015年に輝いた。これにより、渋谷区は無駄な制度を作って税金の無駄遣いという批判をちょっぴり和らげた。が、増原さんは関係を2017に解消し、翌年には別の人(勝間氏)に乗り換えた。渋谷区は我々は同棲証明書を出しただけなのか、とご機嫌斜めでは?

 

この「結婚」期間の短さに何か理由があるのかを考えてみる。

 

『[文春コラム劣化]池上彰LGBTの数を語ると #イケガMeToo』という稿でLGBTの内、LGとホモセクシャルモードのBは出会うチャンスが少ないと書いた。

博報堂系列のLBGT総合研究所が行なった調査によると、

レズビアン:1.70 %、

ゲイ:1.94%、

バイセクシャル:1.74%。

バイセクシャルの半数がホモセクシャルモードとして0.87。男女に分けると0.44程度。LとGに合算しても2%程度。

 

あの鳩山由紀夫も研究した結婚問題という問題がある。別名秘書問題。

この問題は

n人の人と付き合うとして、何人目まで様子見をしたら良いかのという問題だ。

 

1. n=1、つまり、一人としか付き合わないなら、最初の人を選ぶしかない。

2. 複数の場合は約40%を様子見して、その後、約40%の中のベストの人と同程度の人と出会えたら、その人を選ぶ。

この方式が、確率的には、良い相手を選ぶことができる。但し、運が悪いと、最後のババを引いてしまう可能性もある。

 

相手が少なければ出会うチャンスが無い。相手の存在確率が2%だと事実上n=1となり、上記1が成り立つ。つまり「出会って気が合うようだったら、手に入れろ」と言う拙速主義が合理的判断になる。

 

ところが、一緒に暮らしていると相手のアラも見えてくる。相手のチャネルに連なる人とも交際するので別の出会いが生まれる。

 

ここで同性愛カップルについて結婚という制度が無いことが有利に働く。早い話が同性愛カップルの「結婚」とは同棲に過ぎない。かすがいとなる子供はいない。しかも、数年で分離するのだから、財産分与がどうとか、難しい話はあまり出ない。

 

だから、増原さんはお気軽に同性パートナー証明書制度活用第一号の名誉を捨てられたのだ。

 

分離の原因は、肉体的ではなく精神的なかもしれないが、浮気なので少なくとも一方はすぐ「結婚」する。