時事 韓国レーダー照射で韓国擁護

私の語感では「指摘」は「主張」より客観性が高く、事実に基付く発言と感じる。「馬鹿げた主張」のように、「主張」は言いたい放題を許容する。

朝日新聞も私と同様に感じているようだ。朝日新聞(2018/12/25)『公費使わぬ大嘗祭 自ら具体案』という記事では

大嘗祭に公費を支出することについて「違憲性を指摘する声もある」(【DHC】12/25(火) 百田尚樹×田北真樹子×居島一平虎ノ門ニュース】https://youtu.be/e0t78LwXFXo?t=3502

58:22)

と書いて、プロ市民やそれに与する者たちの発言をあたかも重みがあるかのように装っている。

 

韓国海駆逐艦広開土大王航空自衛隊のP1哨戒機へ火器管制レーダーを照射した。日本に抗議された文氏朝鮮は、火器管制レーダーを使って金氏朝鮮の漁船を捜索していたとでまかせを述べた。

自衛隊はこれに反論した。

時事通信は2018/12/22-12:31の記事『防衛省、韓国側説明に反論=「非常に危険」-レーダー照射』(https://www.jiji.com/jc/article?k=2018122203593&g=pol)

「「(略)遭難船舶を捜索するためには水上捜索レーダーを使用することが適当だ」と主張した。」と書いた。

 

火器管制レーダーは水上捜索レーダーで標的を見つけた後に使用され、精密な位置高度を測定し、ミサイルの誘導や、火砲の照準と着弾修正に用いられる。この火器管制レーダーの特性を考えれば自衛隊の発言は当を得ている。時事は「主張」ではなく「指摘」を使用すべきだ。

過去には類似の事件も起きている。なので時事が火器管制レーダーの特性を知らなかったという言い訳は通用しない。時事は暗に自衛隊が「馬鹿げた主張」をしていると言いたいのだろう。

 

時事は文氏朝鮮を擁護する。2018/12/23(日) 19:17に『レーダー照射「威嚇行為なかった」=日本の問題提起、理解できず―韓国軍』という記事を出した。その中に

「「大和堆(やまとたい)漁場などの公海上で、韓国海軍の活動を制約しようとする意図があるのではないかという疑念がある」と指摘した。」

 

時事は「指摘」という単語を使うことで文氏朝鮮の言い分に理があるよう装っている。

 

使用人数が少なく、高度な文学作品も乏しい朝鮮語、しかもその一つの方言である下朝鮮語を使う人は限られる。もしかしたら、時事は下朝鮮出身者に書かせているのかもしれない。彼らの思い込みを校閲が正した上で時事は記事を配信すべきだ。