AbemaTIMESのファーウェイ礼賛記事を嗤う
殺人事件が東京で起きた。犯人は白い車で逃走したと目撃者が証言した。AbemaTIMESの芸能ディレクターが大阪の白い車を1台調べて、
殺人の証拠は見つけられなかった、よって、犯人は白い車で逃走していない、
とAbemaTIMES発表した。
こんな報道を信じる人はいない。AbemaTIMESの読者は例外かもしれないが。
AbemaTIMESは2018/12/27に『ファーウェイ・ジャパンの新聞広告に反響 専門家「覚悟感じる」』(https://abematimes.com/posts/5473068)
を掲載した。
その記事の前にAbemaTVは2018/12/11に『ファーウェイのスマホを生分解!アメリカが狙い撃ちする理由とは?』(https://abema.tv/video/episode/89-66_s99_p783)
と題する番組を出した。この番組を流し見しただけなので確定的なことは言えないが、ファーウェイの端末を分解して「怪しいなと思うものは無かったと認識しております」と発言した人がいた。この人は1000基も端末を分解してきたそうだ。
この人が分解した端末は、もしかしたら、ファーウェイが提供したものかもしれない。
ファーウェイが怪しい部品を組み込むとして、その部品にSPY Unitとラベルをつけるだろうか。普通の部品に見せかけるだろう。または普通の部品を改造してスパイ機能を付加するだろう。
変な余分な部品かどうかを判断するには端末の回路を知らなければならない。この出演者にそのような知識があるようには見えなかった。実物から設計図を作り出す作業をリバースエンジニアリングと言うが、それは簡単にはできない。一枚の板に見える基盤も何階建てにもなっているのだ。
部品が変造されているとしてそれを見つけるのは難作業だ。電子顕微鏡を使って回路を追い、回路図を作って意図を見抜かねばならないのだ。
ソフトウェアもこれまた輪をかけて大変だ。
AbemaTIMESは「ファーウェイ・ジャパンが27日朝、日経新聞の一面を使って広告を掲載した。」の後に次の図を載せた。
ゴーンの日産や、三菱は法令遵守と言っていなかったのか?
ファーウェイは「私たちは純粋な民間企業」だと言うが、企業内に支那の共産党組織は無いと主張するのか。
ファーウェイは「すべての国や地域の法規制や国際電気通信規定を遵守しています」とする。となれば、支那の国防動員法や国家情報法も遵守する。支那の人口は約14億人で日本の10倍以上。ファーウェイに選択の余地があるとして、支那と日本の法律、どちらを遵守するか、明らかだ。
ファーウェイに限らないだろうが、ファーウェイの使用規約には次がある。
(価格.com様より引用)
データ取り放題送信し放題(しかも料金はユーザー持ち)と言う規約だ。だが、同意して使用しているので、法律を遵守していると強弁できる。
例えば防衛省との電話が多い人の通信を送信するような操作も可能だ。勿論、パヨクのクレーマーの通話も送られることになるが、それは支那にとって些細な問題。CO2を少々余分に排出するだけに過ぎない。
AbemaTIMESは「専門家「覚悟感じる」」と見出しを打ったが、「切羽詰まったと感じる」が正しい。