P-1が脅威を与えた? 値段を考えろ! 韓国火器管制レーダー照射

韓国海駆逐艦広開土大王が海上自衛隊P-1哨戒機に火器管制レーダーを照射した。

 

文氏朝鮮はP-1が「人道的」「救難活動」に従事している文氏朝鮮艦艇の上空を低空飛行して脅威を与えたと主張している。

 

ところで。

貴方は嫌がらせをした人の家の窓ガラスを割ろうとしている。

 

割るには何を使うか?

 

1キロの金塊を持っているとしても、それは使わないだろう、よほどの激情に囚われていない限り。

そして、P-1のクルーは落ち着いていた。

 

広開土大王と同程度の護衛艦はつゆき級の建造単価は約300億円(Wikipedia 「はつゆき型護衛艦」)。

 

安売りで有名な韓国のことだから、広開土大王もそんなものだろう。

 

P-1の価格は幾らか?

Wikipedia「P-1 (哨戒機)」によれば「ロールアウト時点での開発総額は3,500億円となっている」。

この開発費はC-2込み。P-1の調達が70機、C-2が30機として1機あたり35億円。

エンジンの開発費が200億円以上(同)。

機体価格は4機で679億円(同)なので1機170億円程度。

官支給装備も含めれば220億円程度の価値があるだろう。

広開土大王は1998年就役の中古。当初300億円の価値があったとしても、減価償却後の今は100億円ぐらいか?

 

さて、先程の金塊を思い出そう。

 

 

幼児がおもちゃのピストルを向けたら、「やられたーー」と笑いを浮かべつつ死んだふりをする。

盛り場でヤクザらしき男と揉めて、ヤクザらしき男がジャケットのポケットに忍ばせた拳銃らしきものをこちらに向けたら、逃げ出す。

 

P-1は哨戒機。火器管制レーダー照射を受けた時の装備は不明だが、広開土大王とP-1のどちらがヤクザでどちらが一般人だろう。

 

近接防御火器(CIWS)の射程に(海面すれすれでは無い普通の)低空飛行で入り込んだ鈍足なP-1など広開土大王の脅威では無い。餌食だ。

P-1の弾倉には対潜爆雷と対潜魚雷が搭載可能で、主翼パイロンには対艦ミサイルが搭載できる。当時の兵装は不明だが、文氏朝鮮が主張する距離だとこれらの兵器は、恐らく、有効ではないと思われる。小便を漏らすのは広開土大王ではなく、P-1だ。

 

戦時でもないのにカミカゼ攻撃はしないのだ。仮にしたとしても朝日新聞は「一機なら事故かもしれない」と擁護してくれるだろう。