実は韓国の異論を封じていた無線通信 韓国レーダー照射

韓国海駆逐艦広開土大王が海上自衛隊P-1哨戒機に火器管制レーダーを照射した。

その際、P-1哨戒機乗員は緊急用等の3周波数帯で広開土大王に問い合わせをした。

 

その内容は

 

「クルー「KOREAN NAVAL SHIP, KOREAN NAVAL SHIP. HULL NUMBER 971,HULL NUMBER 971. THIS IS JAPAN NAVY,THIS IS JAPAN NAVY. We observed that your FC antenna is directed to us. What is the purpose of your act? over.」

訳 「韓国海軍艦艇、韓国海軍艦艇。艦番号971、艦番号971。こちらは日本国海上自衛隊、こちらは日本国海上自衛隊。貴艦のFCアンテナが我々を指向した事を確認した。貴艦の行動の目的は何ですか?どうぞ。」

」(https://ja.wikisource.org/wiki/韓国海軍艦艇による火器管制レーダー照射事案について_(平成30年12月28日)全文)

 

P-1のクルーの問い合わせをよく見てみよう。

「貴艦のFCアンテナが我々を指向した事を確認した。」

 

つまり、P-1はFCレーダー照射について問い合わせてはいない。FCレーダーが追尾していることを広開土大王に問い合わせているのだ。レーダー照射の有無は関係ないのだ。

軍の通信プロトコルについて私は無知なのだが、P-1は「レーダー照射したな!」と事を荒立てるのではなく、穏便に注意したように思える。もしかしたら、この配慮が事を荒立ててしまったのかもしれない。(後述)

 

別稿で書いた通り、広開土大王の火器管制レーダーSTIR-180はレーダー波で追跡できるし、オプション装備のテレヒ/赤外線(TV/IR)でも追跡できる。実質より見かけを重視して武器を選ぶ南朝鮮だが、STIR-180にはオプションのTV/IRを付けたと見られる。

 

動画『防衛省韓国海軍艦艇による火器管制レーダー照射事案について】』(https://youtu.be/HVXKIkA0tAY?t=64)を見ると1:07にクルーが「レーダー回転中」と報告している。また、4:06にも「レーダーアンテナは回転中」と報告している。回転しているレーダーは火器管制レーダーを指すのか、航海用の捜索レーダーを指すのか定かでは無い。だが、4:06以降の画像を見ると後部のSTIR-180火器管制レーダーのアンテナ部が白く映り続けている。レーダー照射以前のこの時点でSTIR-180がP-1を追跡していることが確認できる。(これが、南朝鮮海軍がSTIR-180をTV/IR追跡オプション付で買ったと想定する根拠となる。)

 

文氏朝鮮の現在の口からでまかせは承知していないが、過去のでまかせは

・FC(火器管制)レーダー照射した

・レーダー照射していない

・FCレーダー付属カメラで撮影しただけ

(尚、文氏朝鮮海賊はP-1が「「無線電話で国籍や正体を明らかにしなかった」」(https://japanese.joins.com/article/411/248411.html?servcode=A00§code=A10)

と言ったが、自衛隊と違って「国籍を明らかにしろ」という広開土大王側の誰何の音声を文氏朝鮮海賊は公表していない。)

 

レーダー照射をしなくともTV/IRで射撃諸元は得られる。レーダー波が出ていなくともSTIR-180が自機を追跡していれば、火砲や アクティブホーミング対空ミサイルで攻撃される危険性は高いとクルーは判断せざるを得ない。探知されやすいレーダー波を出さず、TV/IRで追跡することで攻撃意図を秘匿し、諸元を得た段階でレーダーを照射しセミアクティブホーミング対空ミサイルで攻撃することも考えられるのだ。このようにされると狙われた側は回避しにくい。

 

もしかしたら文氏朝鮮海軍ではSTIRレーダー付属のTV/IRで航空機などを追尾し写真などを撮ることが常態化しているのかもしれない。P-1は「貴艦のFCアンテナが我々を指向した事を確認した。」と通告した。これに答えて文氏朝鮮海軍が「申し訳ない」と言ってしまうと、これが前例となり、今後の撮影ができなくなる。これを嫌った文氏朝鮮海軍はP-1の問いかけを無視したのかもしれない。

ただ、レーダー照射を複数回行っており、上の可能性は無い。