池上彰が「統計のウソ」を語ると扇動になる #イケガMeToo (番外編)

 

週刊文春2019/02/07の池上彰氏のコラム『池上彰のそこからですか!?』では『[「統計でウソをつく方法」とは]』と題して厚労省の統計ミスを扱った。論評の前編中編後編はこちら。

 

言うまでもなくマスコミ出身者池上は不遜だ。次の記述がそれを示す。

 

厚労省の「第三者」委員会が実質的に第三者ではなかったことが発覚した時、

厚労省は、なまじ中途半端な調査を拙速でまとめたため、かえって国会議員やマスコミの怒りを買ってしまいました。」

 

ここには国民どころか「市民」という言葉すら無い。マスコミが勝手に怒っても「市民」どころか国民には関係がないことだと池上は思いが及ばない。

 

付け加えるなら、怒りに理性を失つた野党議員は何も無い重箱の隅を突っつく作業に没頭し、南朝鮮のレーダー照射や文氏朝鮮が起こした朝鮮応募工(*)判決など、外政内政の重要案件を等閑視している。このことを池上は批判していない。池上は正気なのか?

 

(* 週刊文春2019/01/24)の池上彰氏のコラム『池上彰のそこからですか!?』では朝鮮応募工判決を、見出しでは

「「徴用工判決」とは何か」、

本文では

「韓国の元徴用工」

などと書いている。訴状を見れば、原告が徴用工でないことは明らかだし、安倍総理もそれを言明している。

池上は

「徴用工とは、朝鮮半島が日本の統治下にあった時代、朝鮮半島から日本に本土の工場や炭鉱などに労働力として動員された人たちです。」

と偽りの説明を与えている。

正しくは、徴用令に基づいて動員された工員。徴用工には日本人もいた。今回の「徴用工」は高給などの好条件を良しとして応募した者であり、徴用工では無い。

マスコミ出身の池上は読者に嘘を伝えても、恬として恥じない。)