F-35の超音速巡航がアフターバーナー使用だと!
<F35って気温32度以上だと飛べないんだと!
なんでこんなの買ったんだよ?不良品というか?まともな製品じゃねえじゃん!32度なんて夏は毎日だぞ?>(中野阿佐ヶ谷(こんな人・排除される側) @akihikoyoshitom様 https://twitter.com/akihikoyoshitom/status/1141666767393005568)
上は英語の報告書を悪意を持って(?)誤訳した文に基く。中野阿佐ヶ谷(こんな人・排除される側) @akihikoyoshitom様に常識があれば、気温32度でF-35が飛べないのなら、アメリカ空軍、海軍、海兵隊をはじめとした各国がF-35を導入するはずがないと気付くはず。イデオロギーで心の眼が歪んでしまったのだろう。
これに呼応して次のtweetがあった。
<スーパークルーズなんて不要ですし、そもそもアフターバーナー延々焚き続ける状況がありえないと……。
8:33 PM - 20 Jun 2019>(まりにゃん(ねこにん)/月南ム44B @marinyan様)
この人は従来の主な戦闘機が超音速を出すにはアフターバーナーと呼ばれる装置を使用していることを知っている。まあまあの軍事知識がある人だ。
ではこの人の一般常識はどうだろう?
スーパークルーズ(超音速巡航)に含まれる巡航(クルーズ)について見てみる。
巡航とは、ダッシュではなく、長距離を経巡ること。その為には燃料消費は抑えねばならない。アフターバーナーはジェットの排気に燃料をさらに噴射して燃やして追加の推力を得る。燃料をバカ喰いしてしまう。それではとても巡航はできない。
スーパークルーズをする航空機は、コンコルドなどの旅客機も含めて、アフターバーナーを使用しないで超音速飛行をする。これはエンジンの進歩で可能となった。
まりにゃん(ねこにん)/月南ム44B @marinyan様は<スーパークルーズなんて不要です>と言う。その根拠はなんだろう?
まりにゃん(ねこにん)/月南ム44B @marinyan様は東海道線があるから東海道新幹線は不要だと主張なさるのか。
スーパークルーズが可能なら基地を後方に下げられ、生存性が高められる。また、配達時間が短縮できれば配達員の数を減らせられるのと同じで、所用機数も減らせられるかもしれない。
もし、スーパークルーズが不要なら、1993年に初飛行したユーロファイター タイフーンや1986年に初飛行したフランスのラファール、近年その能力を獲得したスウェーデンのサーブ 39 グリペン(JAS 39E/F(グリペンNG))は何故開発されたのだろう。
グリペンの例を見ると強力な進歩したエンジンがあれぱスーパークルーズもついてくるように見える。