外付けNVMe M.2 SSDをMacBookに付けてみた。

MacBook Retina Early 2015 1.2GHz 512GB(つまりRetinaとしては初代のMacBook)に外付けNVMe M.2 SSDを付けてみた。

 

SSDケースはTREBLEET 2 IN 1 NVMe M.2 SSDケース。これはThunderbolt3とUSB3.1をサポートしている。

金属製で天側は波型に造型してある。放熱効果を狙ったのだろう。重さは203gで普通の外付け2.5HDD(171g)より重い。サイズも普通の外付けHDDより、長さは短いが横幅が広く正方形に近い形(11 x 10cm)をしていて、大きいと感じた。SDD自体はコンパクトなのに。ちなみにTREBLEETにはThunderbolt3のみのケースがある。こちらは9.5 x 4.7cm、132g。USBをつけるのにこんなにスペースがいるものなのか?!

付属ケーブルは2本。1本は両端がUSB-CのThunderbolt3対応、もう1本はUSB-CとUSB-A。ケースのコネクターの形状は双方ともUSB-C。 付属のUSB-Aケーブルは、MacBook、同Proで使用する場合、出番が少ない。USB-Aを使用するにはハブが必要だが、ハブがUSB3.1 Gen2に対応していないとこのケースは宝の持ち腐れになる(この件は後で触れる)。

 

SSDはシリコンパワーのPCIe Gen 3 × 4 M.2 2280 SSD Supports NVMe 1.3 1TB。惹句だとWrite:最大3000MB/s、Read: 最大3400MB/sを誇る。

 

MacBook内蔵SSDの速度はWite:290MB/s、Read:790MB/s程度(当方の計測)なので性能向上が期待できるのだが、障害があった。

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MacBook内蔵512GB SSD

MacBook 2015のUSBポートはUSB 3.1 Gen 1。だから速度は5Gbpsなのだ!

高速を誇るSSDでも結果はWrite:370MB/s、Read:250MB/s程度だった。

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MacBook外付けSSD

内蔵SSDと比べるとWriteは速いがReadはかなり見劣りする。

 

実際、MacBook Pro 13インチ 2019 2 Thunderbolt3ポートにケースのUSBポートを使用するとその位(Write:888MB/s、Read:705MB/s)出た。

 

ちなみにThunderbolt3で接続するとWrite:1860MB/s、Read:2440MB/s。

 

(速度はBlackMagicで計測。BlackMagicの計測値は計測毎に変わる。よって上記の数値はまめるて表記した。)