Tバックでうつ伏せなら膝を閉じても防御にならない 伊藤詩織の真実に目をつぶる牟田和恵(4)T

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大阪大学の牟田和恵女子(62)は伊藤詩織性被害自称者(30)を擁護する文

『「強姦神話」を暴く---山口敬之氏手記を批判する  牟田和恵』(https://wan.or.jp/article/show/7508)と

『伊藤詩織さんに対する山口敬之氏反訴を許さない:性被害告発者叩きの根にあるもの  牟田和恵』(https://wan.or.jp/article/show/8316)を出した。詩織嬢は『Black Box ブラックボックス』(以下BB)という告発本の体裁をとった被虐ポルノ(*1)を書いた。

(*1 私は未読。LITERAの『山口敬之氏が詩織さんへあまりにも卑劣な反論! 核心からは逃げ、印象操作と陰謀論で詩織さんを攻撃』(https://lite-ra.com/2017/10/post-3540_2.html))等を読んで得た印象です。)

 

山口氏の代理人を務める長谷川豊氏北口雅章弁護士は反論(『伊藤詩織著 「Black Box」 が「妄想」である理由』

(https://www.kitaguchilaw.jp/blog/?p=3913))を掲載した。

 

牟田和恵大阪大学教授はLITERAの『山口敬之氏が詩織さんへあまりにも卑劣な反論! 核心からは逃げ、印象操作と陰謀論で詩織さんを攻撃』(https://lite-ra.com/2017/10/post-3540.html)を山口氏誹謗の論拠としている。

 

牟田女子が論拠とするLITERA記事を検討する。

詩織嬢の告発本には血が出てくる。LITERAの記事はこれをネタにした。

<ホテルの関係者は「客室に2つあったベッドのうち1つしか使われた形跡がなく、しかもそこには血痕がついていた」と証言しているのだ。>

だが、その証言とやらの信頼性はどのくらいあるのだろう。捜査が行われたのは、詩織嬢が山口氏にセックスをせがんでから最低でも5日以上経つ。ホテルの関係者(担当者でないことに注意しよう)の記憶もあやふやになっていただろう。

血痕が虚偽でないとする。可能性だけなら、詩織嬢が指を切って血をなすりつけたのかもしれない。BBには詩織嬢がトイレに閉じこもったとある。トイレにはアメニティとして髭剃りが置いてあったろう。詩織嬢がセックスの準備として無駄毛を髭剃りで処理したときに、皮膚を切った可能性すらある。

 

そもそも、血が詩織嬢のものだという証明は、和恵ちゃんがLITERAを引用して論拠とした『「強姦神話」を暴く』ですらなされていない。詩織嬢の血だとしても、準強姦時の出血とは限らない。無駄毛処理のミスの傷かもしれない。トイレに吐きに行く時ぶつけて出来た傷からの再出血かもしれない。

もし、牟田女子が言うように詩織嬢を山口氏がひきづり込んだとしたら、山口氏が膝をぶつけるなどしてズボンの下に怪我をした可能性がある。激しい詩織嬢のセックスで傷口が開いた可能性だってあるのだ。先に書いたが和恵ちゃんは証明をせず、印象操作を専らとしている。

 

詩織嬢が警察へ行ったのは「事件から五日が経過」。何故遅らせたのだろう?牟田女子は「「強姦神話」を否定する一般論」を持ち出すが別の解釈もありうる。万が一の可能性もないと思うのだが、詩織嬢が違法ドラッグを嗜んでいたら、それが尿から検出されなくなるまで待つだろう。繰り返すが、これは可能性の指摘であって、詩織嬢が違法ドラッグを使用していたと仄めかすものではない。

あるいは詩織嬢が既にピルを服用していて、ピルが抜けるのを待ったのかもしれない。ピルを服用していたのに妊娠の心配をするのは不合理だからだ。詩織嬢はモーニングアフターピルを購入服用したとする。これは証拠づくりのためかもしれない。低容量ピルとアフターピルを同時に服用するとアフターピルだけの場合より成分の濃度が上がり尿検査でバレる可能性があるだろう。

 

長谷川北口氏の反論からの再引用となるが、詩織嬢はその時の状況をBBで次のように描写する。

<「体と頭は(ベッドに)押さえつけられ,覆い被されていた状態だったため,息ができなくなり,窒息しそうになった」><(BB51頁4行目)>

ここから長谷川北口氏は詩織嬢はうつ伏せだったと推論する。詩織嬢はさらに

<「必死に体を硬くし体を丸め,足を閉じて必死で抵抗し続けた。」><(同頁8行目)

と興を盛る。

 

上品な長谷川北口氏は指摘しないが、何しろ私は汚らしい。次を指摘する。

 

ポルノが好きな私はこういう情景は見たことがある。うつ伏せで体を丸めた状態。つまり、腰は浮いている。詩織嬢が下着を履いていたか定かではない。また下着が普通のパンティかソング/タンガかも定かでは無い。だが普通のパンティを履いていたとしても、うつ伏せで体を丸めた状態なら容易くずり下げられる。ソング/タンガなら横にずらせられる。(『性被害者を侮辱した「伊藤詩織」の正体』(小川榮太郎 月刊Handa 2019/10))よると濃紺のヴィクトリアズ シークレットのソング(小川氏は「Tバック」と書いている。ちなみにブラは<濃紺地、胸元が白い花柄にデコレートされた、胸を寄せて上げるタイプ>。情報提供は<関係者>。(2019/08/26追記))

「詩織、詩織のお尻の穴も、詩織の下の開いて潤んだお口(うつ伏せなので膣口は肛門の下にあることに注意されたい)も丸見えだよ。」

 

おっといけない。ポルノを書き始めるところだった。

 

詩織嬢が装うとしている女性なら、この言葉攻めだけで舌を噛んで死んでしまうのではないか。

 

詩織嬢は

<無理やり膝をこじ開けようとした。>(同9行目以下)

と煽情するが、そもそも、上で示したように、秘所は(ついでに言えばお尻の穴も)無防備なのだ。<膝をこじ開け>る必要はないのだ。

無理な力でこじ開けようとされたので膝を負傷したと詩織嬢は言っているようだ。これにも無理がある。詩織嬢の扇情的な情景描写から詩織嬢は膝をついていたと推定できる。膝をついていると、膝には閉じようとする詩織嬢の力と詩織嬢の軽やかな体重と<覆い被さ>った山口氏の禍々しい体重もかかる。このため膝は殆ど動かない。よって詩織嬢が言うような負傷はしない。

 

他の場合も検討しておく。

体を横にした状態で体を丸くしても、うつ伏せとほぼ同じ。側臥位。

仰向けなら容易に半転でき上記側臥位となる。あるいは脚を頭の方に押すことで、臀部へのアクセスを容易ならしめるを得。

 

やはり、伊藤詩織さんは吉田清治同様『Black Box ブラックボックス』はフィクションですと言い出すのだろう。そう言えば、LITERAの文は題名として『山口敬之氏が詩織さんへあまりにも卑劣な反論! 核心からは逃げ、印象操作と陰謀論で詩織さんを攻撃』だ。山口氏の反論が虚偽や論理的に無理があるなら<卑劣な反論>ではなく「虚偽の反論」か「不合理な反論」とタイトルをつけるだろう。なるほど、LITERAすら。

 

(* 長谷川豊を北口雅章に訂正 2019/08/26 21:47)