石破よ「今日からチョン(全)さんだ」と言わなければ
<『今日から君はスミスさんだ』と言われたらどう思うか」>
と言った(朝日新聞 https://www.asahi.com/articles/ASMB563Y0MB5UTFK00D.html)。
それにしても石破氏の間違った創氏改名の認識については呆れるしかない。それはここではおいておく。
少なくない日本人は明治以来西洋の名前に憧れを持っている。明治の軍人にして軍行政官、医師、作家の森林太郎(筆名:森鴎外)はその子に於菟(おと/オットー)、茉莉(まり/マリー)、 杏奴(あんぬ/アンヌ)、不律(ふりつ/フリッツ)、類(るい/ルイ)と名付けた。
昭和にも江崎玲於奈氏がいる。
ところで昭和になると子供に「悪魔」と名付けようとした親がいた。良識ある地方公務員により親の企みは阻止された。
こんな親の祖先になる輩も戦前にいた。その輩は大量殺人と弾圧者として知られるヨシフ スターリンの名前を子供につけた(有田芳生)。芳生氏は名前負けしにないようパヨクの立場から弾圧に励んでいる。
また、昭和には上野樹里、澤尻エリカなどもいる。
このような状況を鑑みると例えば澤尻エリカがスミス エリカとなることに嫌悪感を抱くかというと疑問に感じる。
(虚偽ではあるが)創氏改名に嫌悪感を感じさせようとするなら、石破氏は
今日から君は
チョン(全)さんだ、
パク(朴)さんだ、
リ(李)(北朝鮮)さんだ、
イ(李)(南朝鮮)さんだ、
キム(金)さんだ、
チョ(曹 正しくは一番上の縦棒は一本)さんだ、
と言わなければならない。
嘘をついてまで、あるいは馬鹿を晒してまで政治的正しさを追求するなら、国民が心底から嫌悪する例を石破氏は挙げるべきだった。この思慮の浅さがポピリズム政治家として石破氏が大成できない原因なのだろう。