情報源の秘匿:田村和広様の『質問通告:高橋洋一氏の余計なセールス話法が事態をカオスにしている』は正当か?

田村和広様の『質問通告:高橋洋一氏の余計なセールス話法が事態をカオスにしている』(http://agora-web.jp/archives/2042224.html)によると2019/10/14の虎ノ門ニュースで高橋教授と田北真樹子月刊「正論」編集長との間に以下のやりとりがあった。

高橋教授<(情報は)役所の方(ほう)から、役所の方(ほう)から来たんですよ>

田北編集長<因みに高橋さんは、それは省庁の方から担当の人からいつ連絡がきたんですか?>

高橋教授<えーっとねえ、これは質問通告が終わった後ですからね。>

 

田村様は高橋教授の発言を次のように批判している。

<「~の方から来ました」は、典型的な詐欺的商法の話法である。「水道局」「消防署」の方から来ました、と言えば、水道局の人、消防署員だと多くの人が誤認してしまう。>

 

私は「役所の方(ほう)」は情報源を秘匿する真っ当な発言だと判断する。実際、これを聞いた時、高橋教授は役所から直接もらっていないと私は理解した。

 

田村氏は田北編集長の質問を次のように評価している。

<田北氏はもともと産経新聞の記者として活躍された敏腕ジャーナリストであるが、さすがに事実確認の要諦を抑えており、すかさず日時の確認質問をしている。>(なお、14日時点で今野党が問題としている情報流出は、未だ問題となっていない。

また、田村氏は「すかさず日時の確認質問」と書いているが、情報の出所については触れていない。)

 

田北氏の質問<それは省庁の方から担当の人からいつ連絡がきたんですか?>には

・省庁の方から担当の人から

・いつ

と二つの項目が含まれ、だから、良くないひっかけ質問だと私は判断する。これは野党や望月衣塑子東京新聞活動家(44)がよくやる手だ。

不祥事疑惑があるとしよう。それについて会見すると発表した。長々と反省すべきなどと前置きをした上で「その謝罪会見はいつでか?」と質問する。うっかり日時を答えてしまうと、望月活動家は「疑惑は事実だ」と報道するのだ。