USBケーブルの選択は慎重に MacBook Pro 16インチ

これまで印象に残るケーブルのミスマッチは2件あった。

 

一つはNTT系会社の機器に付いてきたEthernetのケーブル。(当時としては)高速ハブを買ったのにスピードが出ない。

調べてみたら10Mbpsだか100Mbpsしか出ないケーブルだった。安いEthernetケーブルでも100Mbpsや1000Mbpsで使えたのに。さすがはNTT系と別の意味で感心した。

 

もう一つも(本家に敷設された)Ethernetケーブル。十数年前、本家が家を建て替えた。その際、Ethernetのケーブルを張り巡らし、各部屋にコンセントが敷設させた。当時本家はADSLを使っていたが、光fletsに換えた。本家はそんなものだろうと不満は無いが、スピードが出ない。調べてみたら100Mbpsのケーブルだった。本家はITに詳しくないので建築屋が100Mbpsにしたと思う。ケーブル引き直しは大掛かりになりそうなので黙っていることにした。

 

この度新たなケーブルのミスマッチがあった。

 

macOS 10.15.2 Catalina beta 3を入れたところ、恐らくバグで、HYPER Juiceからの充電がほとんどできなくなった。ケーブルを取っ替え引っ換えしてみたのだが、改善しない。その時気がついたのはANKERの布で被覆されたUSB-C - USB-Cケーブル。丈夫で色を赤にしたので目立つので探しやすい。USB-C PD対応のハブを噛ませて接続していたのだが55Wしか出ない。ELECOMの100W対応ハブでも55W、直挿しでも60Wまでしか通電しない(純正87W ACアダプターだと60W、HYPER Juiceの87Wだと55W)。

こういう時に備えて買っておいたUSB3.1 Gen2 100W対応のUSB-Cケーブルを使ったら、

純正87WACアダプター直挿しだと86Wが、

Apple純正USB-C Digital AV Multiportフダプタだと55W、

ELECOM経由だと78W。

 

MacBook Pro 15,16インチを持ち出す時、100W対応のケーブルを持って出ないと充電が間に合わないケースも無いとは言えない。ネットサーフィンや動画を見る程度ならANKERの赤いケーブルでも十分すぎるが。