愛子「天皇陛下」の後が問題なのだが 国民・津村啓介
国民民主党の津村啓介クン(48)が女性天皇について次をtweetした。
<国民の信頼と敬愛とともにある皇室を、私は守りたいと思います。
愛子さまが男系女性天皇として将来即位されることがあれば、国民の信頼と敬愛を集める素晴らしい天皇陛下になられると思います。>(https://twitter.com/Tsumura_Keisuke/status/1202823205913681920)
まず、国会議員とあろうものが<愛子さま>とはなんだ。
いつもは「おかあちゃん」を使う小学生だって改まって呼ぶときには「お母さん」と言う。もう少し年端がいけば「母」を使う。
なのに、けいすけクンは「様」ではなく<さま>を使う。
他社との会議で相手が知り合いでも「幸男ちゃん」や「枝野さん」ではなく「枝野係長」を使う。
国会議員なのだから<愛子さま>ではなく、敬宮愛子内親王殿下と正しく呼び敬称を付けなければならない。
けいすけクンは<男系女性天皇>として敬宮内親王殿下の即位を期待している(ように見える)。
a.天皇の嫁(推古、京極=斉明、持統)
c.独身(元正、孝謙=称徳、明正、後桜町)
である。
715年に即位した元正天皇以降女性天皇は全て独身を貫かれた。
(『歴代の女性天皇について』(https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kousitu/dai3/3siryou3.pdf)
けいすけクンは敬宮内親王殿下も独身を貫くことを望んでいるのか。
或いは、けいすけクンは悠仁親王殿下と御成婚を望んでいるのか。(この場合は先に悠仁親王殿下が御即位された後の御即位となる。)
皇位継承問題で重要なのは愛子「天皇」の後を誰にするかだ。敬宮内親王が悠仁親王と御成婚なされば何の問題も無い。(但し従兄弟婚を厭う国民は多いと考えられる。)
が、どこかの馬の骨どころか外人と結婚したらどうなるか。
けいすけクンは敬宮内親王殿下に話題を集中させることで問題を曖昧にしている。どの口が<国民の信頼と敬愛とともにある皇室を、私は守>ると言えるのか。国民を騙して、皇室を毀傷しようとしているとしか見えない。
野党は口では皇室の政治利用はいけないと言う。だが、皇位継承問題に<愛子さま>を持ち出すのは、明らかに、自分たちの思惑のために敬宮愛子内親王を利用している。