「首相「朝日ほとんど報じてない」 紙面、10回以上掲載」をファクトチェック

8日の党首討論会で安倍総理は「まず、朝日新聞は八田(達夫・国家戦略特区ワーキンググループ座長)さんの報道もしておられない」と朝日新聞坪井論説委員を諭した。

面の厚さにかけては天下一の朝日新聞。「しています」と反発した。

安倍総理は、「ほとんどしておられない。しているというのはちょっとですよ。アリバイ作りにしかしておられない。加戸(守行・前愛媛県知事さんについては、(国会で)証言された次の日には全くしておられない」と致命傷を与えた。

安倍総理が「アリバイ作りにしかしておられない」と言う引導に坪井論説委員は、はい「しています」と同意するしかなく絶命した。

(議論の流れは私が再構成した。)

 

負けを知らない朝日新聞ていうか「お前はもう死んでいる」ことに気がつかない朝日新聞は恥の上塗りをしてしまった。それが「首相「朝日ほとんど報じてない」 紙面、10回以上掲載」(URLは下記)だ。

 

さて、ファクトチェックだ。

今回は今回は算数の問題なので簡単だ。朝日の記事には「八田氏に単独取材した今年3月下旬以降に10回以上、八田氏の発言や内閣府のホームページで公表された見解などを掲載してきた。」とある。

安倍総理が問題としているのは7月の閉会中審査だ。審査の報道で何回紙面に載せたのか朝日は書いていない。都合が悪いからだろう。

それを誤魔化すために3月下旬を持ち出したと思われる。

八田座長と記載された記事なら、几帳面な朝日らしく、重箱の隅を突っつく「特区会議に加計幹部 議事要旨に出席・発言の記載なし」(2017/08/06)のようなものもある。10回以上にはこれらも含まれるのかもしれない。

 

これも朝日にとり不都合な真実なのだろう、加計問題の記事の本数を報告していない。そこで推計して見る。3月下旬から閉会中審査が行われた7月24日まではざっと4ヶ月120日だ。一日一本しか記事を載せなかったとしても120本の記事になる。

朝日は「10回以上掲載」と言い張っているが、安倍総理は、「ほとんどしておられない」とダメ出しをしているのだ。甘く見て120回のうちの10数回では「ほとんどしていない」の範疇だ。

今、記事の本数を問題とした。面積ならどうなのか?

特に見出しの面積は?

記事の写真の面積は?

また、八田氏の記事には否定的コメントを付さなかったのか?

 

結論として朝日はさんすうもできないおバカさんでファクトチェックはx。

データ隠しはおやめなさいと教育的指導もつけておこう。

 

(安倍総理坪井論説委員の発言は朝日新聞より引用(http://www.asahi.com/articles/ASKB85JXNKB8UTIL01D.html))