報ステ 後藤謙次 携帯通信料値下げの真意を見誤る

後藤謙次じいちゃんが報道ステーション

「携帯料金の値下げの議論は消費税値上げの負担感を減らそうというのが最大の狙いではないか。政権浮揚のためにやりましょうと。」と話しました(藤原かずえ様 twitter.com/kazue_fgeewara/status/1050022954409459712)。

 

確かに、携帯通信量値下げは消費税値上げ対処という側面はあるでしょう。

通信量を値下げると、携帯の販売価格は高くなりそうです。結果、携帯の買い替えサイクルは長くなると思われます。

現在の通信料金は、携帯を買うと2年間「月々サポート」のような名称で2475円(ドコモiPhone XSの場合)割引されています。買い替えサイクルが長くなれば、「月々サポート」から外れる客も増えるので、キャリアにとって、値下げの痛みは緩和されます。

 

けんじじいちゃんは昨日言ったことを覚えていほど耄碌が進んでいます。耄碌前は仕事柄スーパーでの買い物はあまりしなかったでしよう。足もおぼつかない今はますますスーパーから遠ざかっていると思われます。ですから、商品の価格変動の実情を知らないのでしょう。

メーカーは商品の価格を変動させたがりません。円高の還元は商品の中身の増量、円安の対応は、ティッシュの枚数を減らすなど、中身の減量で対応することがあります。

 

通信料金はどう対応するでしょう?

値下げと増量をミックスするのではないかと考えます。

例えば、1GB、3GB、5GB、20GBに分けた料金体系になっているなら、

・利用者が少ないところは、かなりの値下げ、

・利用者が多いところは、多めの増量と小幅値下げの

ミックスだと思います。

ですから、計算上大幅値下げになったとしても、消費者が支払う通信料はさほど減らない、つまり、消費税対応効果は少ない。

 

けんじじいちゃんは気づいていないと思うのですが、政府の狙いは新聞離れ、TV離れを促すことだと思います。

 

ガラケーも壊れます。

iPhone X以来、画面は大型化しています。老眼には優しくなっています。

近眼の人でも、使えるデータ量が増えれば、移動の途中で動画を見ることも増えます。合わせてSNSなどを通じてニュースにも触れます。

最新ニュースに触れられるなら、軽減税率適用で価格が変わらなくとも新聞を取る必要は減じます。ゴミ出しの手間も減りますし。

 

となれば、1GB、3GB辺りのネットを活用していない層に向けて少しの値下げと同時に2GB、4GBに増量しても良いでしょう。このレンジのユーザーはネットを活用していません。ネットの良さをしれば、5GB、新設するかもしれない10GB、20GBへ移行するユーザーも出るでしょうし。

 

そもそも、麻生副総理が新聞、TV層は反自民、ネット層は自民支持と言っていますよ。けんじじいちゃんがいつも愚痴ってるように腹黒い政権ですから、賢明にもけんじじいちゃんより先を読んでいると思います。