虎ノ門ニュース井上和彦さん、とても「いのうえええ」話にならなかった

虎ノ門ニュース(2018/10/17)(1:21:00近辺)で井上和彦さんがペリリュー島で戦った兵士が天寿を全うされたことを報じました。

その中でペリリュー島に設置されたニミッツ提督の言葉が刻まれた碑文に触れられました。

 

 諸国から訪れる旅人たちよ

この島を守るために日本軍人が

いかに勇敢な愛国心をもって戦い

そして玉砕したかを伝えられよ

 

これはテルモピュライの戦いの碑文のオマージュにもなっています。

 

テルモピュライ(テルモピュレーとも)の戦いとは、古代ギリシア時代、ペルシア戦争の一つの戦闘です。スパルタ王レオニダス1世がスパルタ歩兵300他5000から7000の寡兵を以って、総兵力210万とも伝えられるペルシア軍に対して遅滞戦術を実行しほぼ全滅した戦い。

彼らの功績を記した碑文は次のようになっています。

 

旅人よ行きてラケダイモンに伝えよ

我ら法に従いてここに眠ると

 

井上さんがテルモピュライに触れられれば、とてもいのうええ話になったのに。

 

但し、原文は

Tourists from every country

who visit this island should

be told how courageous and

patriotic were the Japanese

soldiers who all died

defending this island

です。

 

“should be told”。

いささか誤訳があります。