モーリー ロバートソンの薬物擁護と禁酒法と堕胎

モーリー ロバートソンさんが薬物やっても演奏が良くなればいいんじゃね?と発言した。

<コカインとうまく付き合い、バレずにいい演技を続けた。それにファンは酔ったし、国民が感動した。それでいいじゃない?コカインや大麻、MDMAを入れてステージに立った方が迫力が何倍にもなる。結構聞く話だ。サルバドル・ダリ、ジミヘン。何もいれなくてすごいやつもいれば、入れてすごいやつもいる。

6:28 PM - 23 Mar 2019>

(https://twitter.com/gjmorley/status/1109628045466361856)

 

人は様々だから薬物をやって演奏が良くなる人もいるだろう。

<コカインや大麻、MDMAを入れてステージに立った方が迫力が何倍にもなる。結構聞く話だ。サルバドル・ダリ、ジミヘン。>

幻覚を描けば新しい絵画になるダリはともかく、ピエール瀧やジミヘンの演奏が良くなったとは証明されていない。

 

モーリーさんはアメリカ出身。

昔のアメリカ人は遵法精神が高かった。何しろ国の創始者キリスト教原理主義者(=プロテスタント)たちだったから。

その後、遵法精神は弱まった。

多様な国から多様な考えを持つ移民が押し寄せたことも原因の一つだ。ネイティヴアメリカンを殺しまくり、奴隷を無慈悲に扱った。これらも遵法精神の元となる精神を痛めつけた。また、アメリカ人はヌエバ エスパーニャ(その後メキシコ帝国メキシコ合衆国)やハワイ王国に不法移民として侵入し、領土を奪った。こんなことは遵法精神に眠っていてもらわなければ出来ない。

 

その後、アメリカ人の遵法精神を痛めつけたのは禁酒法禁酒法を破って酒を飲む。これにより法律を破ることに躊躇することがなくなってしまった。(日本では駐車違反が禁酒法に当たるのかもしれない。)

また、堕胎もそうだ。

 

こんな訳で違法薬物への禁忌がモーリーさんも含めたアメリカ人から無くなった。