あいちトリエンナーレ補助金不交付の決定手続きは正当だ。

立権力民主集中党の杉尾秀哉私刑者(62)は

補助金交付決定には専門の委員が審査をしている

・しかし、不交付を決める際は意見を聞いていない

・交付取り消しにも専門委員会が審査するべきだ

・その際、複数の専門家による芸術に値しないとする判断が必要だ(*1)

毎日新聞に寄稿した。

 

杉尾私刑者はTBSに入社して、松本サリン事件では被害者を犯人と決め付け公開リンチを大々的に興行した。

 

杉尾私刑者は入社に際して、試験を受け役員面接を含む専門の委員の審査を経て社員となっただろう。その後杉尾私刑者は退社した。退社にあたって、試験を受け役員面接を含む専門の委員の審査を経て退社したのだろうか。

仮に社員時代の杉尾私刑者が仕事外で殺人なり犯罪を犯したとしよう。TBSは懲戒解雇すると思う。その際、試験を受け役員面接を含む専門の委員の審査を経て懲戒解雇になるのだろうか。おそらく、人事部長あたりが実質的に処分を下すだろう。

 

道路交通法運輸省と警察の役人がや有識者の意見を調査して案を作り、国会で決定した。だが、スピード違反で捕まるときに国会の審議は必要としない。

 

杉尾私刑者は

<仮に交付を取り消すとしても、専門委員会が審査をし、複数の専門家が芸術に値しないと判断したというなら話は分かる。>

と言う。

ならば問わん。

 

企業が他社から部品を仕入れる時、幾らで幾つ買うと契約する。部品が納入されたら検品をして、OKなら支払いへと移る。

 

杉尾私刑者によれば、

文化庁は、専門委員会が審査をした上で交付金を決定する。

これは計画段階だ。

 

杉尾私刑者の論法なら、

金を支払う時でも、専門委員会が芸術に値するか「検品」が必要となる。

(勿論、専門委員は芸術祭と毛ほどの関係すら無い人を選定しなければならない。)

 

けれど、杉尾私刑者は金を払う前提となる専門委員会の検品に言及していない。よって、杉尾私刑者の議論は成り立たない。

 

今回は納入された部品の個数が違うからはねられたケース。部品の数を数えるのに、<複数の専門家>は必要ない。

 

(*1 

<補助金交付を決定した際は専門の委員が審査をしているが、不交付を決める際は意見を聞いていない。仮に交付を取り消すとしても、専門委員会が審査をし、複数の専門家が芸術に値しないと判断したというなら話は分かる。しかし今回は役所の中で決定しただけだ。これでは完全に政権へのそんたくとしか思えない。>(https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20191108/pol/00m/010/017000c))