佐川証言を捏造してコメントするジャーナリスト テレ朝小松アナも識者も誤報に加担させられた

テレ朝の小松アナが司会し、郷原弁護士と元財務官僚の小黒(一正?)氏が出演する番組

(https://www.youtube.com/watch?v=Zn3lsJPGBFc )

で証人喚問での佐川氏理財局長就任に伴う引継が問題となった。

 

引継ぎの有無について名前不明のジャーナリストは次のように話した。

・佐川さんの証言は聞いた。

・あ、以下を何故強調するのかな?と思った

・佐川氏の証言は「前任の迫田さんから引き継ぎは一切ございませんでした。」「「一切」が入るわけですね。」

・同期入省なのに「全く一切引き継ぎがないってことはあり得ない」

(「」内はジャーナリストの発言)

 

(続けてこのジャーナリストは「そして新たに引きつぎぃで自分が国税庁長官になったらそこで記者会見するって言うのが定例のパターンなんですけど」と喋っている。テーマは(国税庁長官交代ではなく)理財局長交代時の引継だ。このジャーナリストは違う話を混ぜ合わせている。意図的か、無能なのかは定かでないが。)

 

小黒(?)氏は、レアケースだが、先輩に書類読んでおけと言われて引き継ぎを受けなかったこともあるコメントした。

 

ジャーナリストの発言から迫田氏から佐川氏への引継ぎが総ての業務、総ての事案について無かったと言う流れで話が進んだ。結果として小松アナも「疑問は深まった」に加担してしまった。

 

佐川氏の引継ぎ発言は立憲民主党逢坂誠二氏との間であったもの。

佐川氏は

日刊スポーツによれば

>「本件に関しては迫田からは一切、引き継ぎを受けていない」と鍛(ママ)えた。

(https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201803270000497.html)

産経によれば

>前任の迫田英典氏から森友学園問題について「一切、引き継ぎを受けていない」と語った

(http://www.sankei.com/politics/news/180327/plt1803270074-n1.html)

 

森友との土地取引の決裁は近畿財務局内で完結している。確か、ハンコを押した人の中で一番偉い人は近畿財務局局長ではなく、その下の下だった。

価格も10億円にも届かない。理財局長の業務引き継ぎで消しゴムの在庫数を引き継ぐとは思えない。森友も同様だろう。

籠池被告が理財局へ掛け合いに行ったりしている。これが未解決のままなら、もしかしたら、もしかしたら、もしかしたら、引継の対象になったかもしれない。だが、2016/06/20に売買契約が締結森友と締結されている。佐川氏は3日前の2016/06/17に理財局長になった。籠池案件は契約前ではあるが、解決済み案件となっていて引継ぎ対象にはならなかったろう。

 

理財局長の業務全般に業務引き継ぎがなかったかのように喋ったジャーナリスト。忘れっぽいのか、意図的にごまかしたのか。

 

どちらにしろ さすがはテレ朝クオリティ

 

本番組で良かったのは先に私が書いた、証人喚問では刑事免責を与えれば良いという提案が郷原弁護士からあったこと。