「ナショナリズムを煽りすぎる」じゃあ、どう応援すれば>青木理
メディアが無邪気にナショナリズムを煽りすぎる。日本頑張れ一色だ。例えば、英国BBCは、戦争時に、客観報道のため、メディアは「我が軍」ではなく「英国軍」を使いなさいと言っている。
青木理ちゃんの言葉だ(藤原かずえ様 https://twitter.com/kazue_fgeewara/status/1013234224789258240)
そうそう、理が通らない青木埋ちゃんの愛称は埋ちゃんにしたんだ。
青木埋ちゃんはちょっと平均的な人と違うようだ。普通の人は自分の帰属するところに愛着を抱く。
出典を示せないが、こんな心理実験があった。団体競技の運動をしてもらうと被験者を集め、青チームと赤チームの対戦の録画を見せ、感想を聞いていく。被験者は「青チーム下手だね」などと批評する。途中で「あなたは青チームです」と告げると被験者の批評のトーンが変わり青チームに好意的になる。
私は無知なのでセネガルのことは一つも知らない。コロンピアについても犯罪が横行する怖い国だというイメージが強い。
ポーランドは親日国であり、近年では独ソに分割された不幸な歴史を持つ国と言うことは知っている。ソ連がカチンの森でポーランドの将校を大量に殺害したこと、対戦末期にソ連はワルシャワで蜂起を起こさせたのに、蜂起を助けず、将来の統治に邪魔になるなのであろう蜂起軍をドイツ軍に始末させたことも。また、ソ連はポーランドの領地を削り、代わりにドイツの地をポーランドに与えたことも知っている。
だが、次のことも知っている。
ポーランドはドイツから得た地から本来の住人であるドイツ人をほとんど全て追い出した。ユダヤ人をナチが呆れるほど虐殺した。
にわかファンで、近眼の私としては、誰がボールを持っているのかはわからない。国別の試合でもあるW杯で「日本ガンバレ」と叫ぶことになっても不思議はないのだ。
青木埋ちゃんはBBCが「戦争時に」「「我が軍」ではなく「英国軍」を使いなさい」と言っていると書いた。
W杯は「戦争時」なのか(笑)。
それに、青木埋ちゃんはジャーナリストだ(った)。ナイーヴなふりをして、BBCが客観性を装って謀略放送をしていたことを知らなかったと言うのだろうか。
だが、そんな言い訳は通用しない。
何しろ青木埋ちゃん自身が常日頃ディスインフォーメーションをしているのだから