「核廃棄急がないよ」(トランプ)、は融和だったのか?

第二次米朝会談が決裂した。

会談の前に、トランプ大統領が「非核化は急がない」と発言した。

 

これを受けて日本のマスコミは

1. トランプ大統領は再選不利なので外交成果を上げたい。

2. だから北朝鮮の条件を飲むだろう。

と議論を展開した。

 

そうなのか?

 

まず、今回の会談の場所を見てみよう。ベトナムだ。

場所についても、マスコミなどは次のように報じた。

アメリカと戦った北ベトナムでもアメリカと付き合えば発展すると金正恩兄殺氏に教えたかった、と。

 

それが本当にトランプ大統領の意図なのか?

 

日本のマスコミは共産主義社会主義が大好き。それに輪を掛けて支那が大好きだ。だから、支那黒歴史には触れたがらない。

ベトナム戦争の後、中国共産党政権はベトナム侵略をした。だが、ペトナム軍に一蹴されてしまった。

私はこれこそがアメリカが金正恩兄殺氏に伝えたかったことだと思う。

金兄殺氏は金氏朝鮮の首都から鉄道で支那を経て中越国境の町ドンダンにたどり着いた。そこで金兄殺氏は支那の列車から降りた。

何故ハノイまで支那の列車で行かなかったのか?

鉄道軌道の幅が違っていたからだ。

国が違えば線路の幅が違っていても当然だが、支那など大国の侵略に際し軍用列車が入ってこれないよう幅を揃えない国もある。

 

金兄殺氏は鉄路を選んでこれを学んだと支那にアピールできた。

 

性交渉を含む交渉ごとのプレイの一つにジラしがある。優しく愛撫してねちっこく愛撫して昂らせて「やーめた」とサディスティックに告げる。

 

トランプ大統領は「非核化は急がない」と発言した。

 

だが、制裁を緩和すると言ったのか? 

 

非核化を急がなければ制裁は長引くのだ。デイリーNKジャパンの高英起氏は『追い詰められた北朝鮮で「仁義なき食糧争奪戦」が勃発』と言う記事を2019/01/11に書いていた(https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20190111-00110730/)。

 

私は金氏朝鮮が焦らされていると見た。

経済制裁を求める金兄殺氏に「まだ、我慢できるでしょ」とトランプ大統領は女王様の如く告げたのだと考えた。

金兄殺氏は、ジラされた腰元のように、トランプ大統領の下半身に「お情けを頂きとうございます」とすがると見た。

 

だが、第二次米朝会談の流れは私の見立てと多少違ったようだ。

金兄殺氏はアメリカがせがんでいると勘違いした。

いつもなら金氏朝鮮は合意ができてから卓袱台をひっくり返す。

なのに、今回は合意ができる前に値段を吊り上げてしまった。

 

金兄殺氏は、やはり、発情していたのだ。ジラしているうちに自分も興奮してビシャビシャになっていたのだ。

 

金兄殺氏は二日半以上も掛けてベトナムへ行った。この事実が金氏朝鮮国内で報道されたかどうかは知らない。

だが、二日半も掛けたのに成果がゼロだったことを、少なくとも、金氏朝鮮内の要人は知った。

 

高英起氏は『追い詰められた北朝鮮で「仁義なき食糧争奪戦」が勃発』と書いた。金兄殺氏はこの記事は知らないだろうが、事情は知っている。他の要人が知っていることも知っている。おそらく同道した妹の金与正氏も知っている、と金兄殺氏は想起したろう。

 

金兄殺氏は李雪主夫人のみならず、与正氏も同道した。不在期間は行きだけで二日半以上。かくも長き不在。クーデターには十分な時間。

果たして同道なのか?

それとも、連行?