北朝鮮が。今、孤立していない? 朝日新聞社説『北朝鮮の挑発 再び孤立化を招くのか』

毎日新聞が『(社説)北朝鮮の挑発 再び孤立化を招くのか

2019年5月11日05時00分』(https://www.asahi.com/articles/DA3S14009362.html)を掲載した。

 

社説の冒頭は

<この1年あまり、北朝鮮が見せてきた変化への期待が、一気にしぼみかねない。使い古された軍事的挑発を繰り返すなら、再び孤立に戻るだけだ。>

 

流石は捏造を捏造と認めない朝日新聞。見方が歪んでいる。

 

確かにトランプ大統領金氏朝鮮金正恩藩王は2回会談した。高官レベル事務レベルの交渉はもっとあるだろう。朝日はこれを非孤立化と判断するのかもしれない。

だが、素直に見れば今現在金氏朝鮮は実質孤立したままなのだ。実質的に孤立していなければ、これから予想される飢餓に向けて食糧支援が、少なくとも、動き出しているはずだ。

 

朝日は<この1年あまり>と書いた。この1年で変わった点がある。アメリカが2019/03/26の実験で1発の模擬ICBMを2発のGBI迎撃ミサイルで破壊してみせた。1発目のGBIが命中した後、2発目のGBIは模擬ICBMの破片の内最大のものを選び突入した。

 

朝日は

<これまで金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長との友好を強調してきたトランプ米大統領も、今回ばかりは不快感を示した。>

とも書く。

朝日新聞は「アカが書き ヤクザが売って バカが読む」と言われ続けている。朝日は刑事事件も扱う。だから朝日とヤクザとの親交は深いと思われる。ならば、トランプ大統領が正恩藩王に向けた「友好」の言葉は次のようなものだと気付きそうなものだ。

 

「正恩、見てくれ。これが新しい車だ。防弾板の厚さが2倍になった。」(と装甲車を見せて)

「正恩よ、俺とてめえはマブダチだよなぁ。俺に誠意を見せてくれるよな!」(.500S&Wマグナムを装填したS&W M500で正恩の頬を撫でる)

 

正恩藩王が不埒な真似をした場合、このセリフは世界に向けてのアピールとなる。

「奴が俺を裏切りやがったんで、お仕置きをしただけです。おさわがせしてすみません。」

 

トランプ大統領が非友好的な交渉相手を褒める場合、それは妥結点の閾値を上げるためだとこれまでも示されてきた。

「アカが書き ヤクザが売って バカが読む」は

「バアカが書き ヤクザが売って バカが読む」と書き直さなければならない。

 

尚、2019/05/09にロイターなどが、米司法省はインドネシアが拿捕した金氏朝鮮船差し押さえたと発表した、と報じた。北朝鮮との貿易は一層しにくくなる。これは北朝鮮から世界が一層孤立したことを示す。

朝日の社説は2019年5月11日05時00分。全てを考慮して書かれたとは言い難い。

 

中露は何故北朝鮮をすげなく振ったのか?

金氏朝鮮金正恩藩王支那シーシーチンチンピンピン(大切なので二重にしました)とロシアのプーチン大統領と面談しましたが、両方からすげなくあしらわれたと伝えられました。核兵器廃棄を勧められたという報道もあります。

 

この理由を考えてみます。

 

金氏朝鮮核兵器開発を進めてきました。正恩藩王はこれを日米への脅しに使っています。

ここで思い出すべきは、例えば、印パのカシミール紛争です。カシミール紛争があるからインドは核兵器パキスタンに備えるためと正当化しています。パキスタンはインドが核兵器を持っているから我が国も持つと正当化しています。インドの敵はもう一つあります。支那です。

 

さて、金氏朝鮮について考えてみましょう。正恩藩王が狂人ではないと仮定します。金氏朝鮮核兵器は日米だけに向けられると考えるのはナイーブ過ぎます。

金氏朝鮮は、アメリカだけでなく、支那とロシアの軛から逃れる意志を持っていると考えます。

 

この状況をかき回すのが文氏朝鮮の文在寅。文酋長は文氏朝鮮と金氏朝鮮との合同を目指しています。

金氏朝鮮の兵士ですら栄養失調、更に訓練に使う燃料が無いので練度は下がるばかり。目ぼしい戦力はミサイルだけ。

文氏朝鮮の国防費は日本を追い越す勢いです。通常兵器の拡充ぶりはなかなかのものです。金氏朝鮮よりは資金があります。

 

金欠食欠の金氏朝鮮核兵器に文氏朝鮮の資金と通常兵器が入るとどうなるでしょう。軍備の補完関係が成立します。

文氏朝鮮は弾道ミサイル潜水艦を建造中です。北朝鮮の核ミサイルと組み合わせれば、印パ並みの核戦力を持つことになります。

金氏朝鮮は2019/05/11時点で2回弾道ミサイルを発射しました。このミサイルはロシアのイスカンデルに似ていると主要メディアでは報道されています。ミリオタ界隈では文氏朝鮮の玄武に似ているとも書かれています。過去、文氏朝鮮が宇宙開発でロシアに頼り、頼るだけならまだしもいつもの手癖の悪さでスパイ活動もしました。イスカンデルの情報がロシアから文氏朝鮮経由で金氏朝鮮に渡り金氏朝鮮のサイバースパイ活動を補完した可能性があります。

文氏朝鮮は弾道ミサイル潜水艦は玄武-2を搭載します。今回発射された金氏朝鮮のミサイルは玄武-2に似ています。

 

ここで注意しなければならないのは文氏朝鮮がF-35Aを持ったこと。F-35Aを持たせた以上、アメリカは文氏朝鮮を手放せません。となれば、金氏文氏朝鮮をもアメリカは制御下に置く動機が強まります。その可能性が生まれた以上、露支は金氏朝鮮の核保有を容認できなくなります。ですから、露支は正恩藩王核廃絶を要求したのでしょう。

(アメリカに金氏文氏朝鮮を制御下に置きたいという動機が強まれば、そこを突いて金氏朝鮮と文氏朝鮮がグズグズ言うでしょう。そうなるとアメリカは金氏朝鮮の王朝交代させた方が安上がりと計算するでしょう。)

 

文氏朝鮮を支配する金氏朝鮮は絶対王制が続くでしょう。

将来の王が現在の王よりもっと異常だとしたら。

この可能性だけでも露支は金氏朝鮮の核保有を容認できません。

 

 

討論の意味を間違える枝野と朝日

朝日新聞が『(社説)国会改革論議 党首討論から始めよう2019年5月9日05時00分』(https://www.asahi.com/articles/DA3S14006404.html)

を掲載した。

 

朝日は

党首討論の開催回数が少ない。

・<党首討論は、人間性を含む各党首の力量や、各党の理念や政策の方向性を知る貴重な機会だ。夏の参院選での1票の判断材料にもなろう。>

・<与党は、失点回避のために首相の出番を限定したい。>

・<野党は、党首討論より首相に長く質問できる予算委員会の集中審議を要求しがちである。>

 

と指摘し、次の勘違い枝野幸男立憲民主党盗主(54)の発言を載せる。

 

<「今の党首討論は歴史的意味を終えた」>

 

枝野勘違いの発言理由は

<質問に正面から答えず、自分の言いたいことだけを延々と語る安倍首相が相手では、まともな討論にならない>

とする。

 

朝日は

<野党は、党首討論より首相に長く質問できる予算委員会の集中審議を要求しがちである。>

と書いた。言い換えるなら、

野党は、総理に反論されたくない。だから反論権が無い予算委員会の集中審議を要求する、

になる。

 

何故、野党は反論されたくないのか?

反論されれば、野党は勝てないからだ。

 

そもそも、朝日も「党首討論」と書き「党首質疑」とは書いていない。党首討論は質疑の場では無く、討論の場なのだ。国会では質疑しかできないことを反省して党首討論は生まれた。朝日は都合よく健忘症にかかったふりをする。枝野盗主の無理な主張に同調するためだ。

 

 

 

保阪正康の「エリートは前線に行かず、戦争を美化するんです」への疑問

元朝日新聞が佐藤章が捏造ぽいtweetをした。彼の父親から聞いた話という触れ込みなのだが、父親が嘘をついたのか佐藤がでっち上げを書いた疑惑が深まった。(疑惑の指摘は以下 https://togetter.com/li/1339286)

佐藤への追求に添付されていたのが保阪正康の『特攻70年

「特攻は日本の恥部、美化は怖い」 保阪正康ご老体(79)さんインタビュー』(2014/10/24)(http://mainichi.jp/articles/20141024/mog/00m/040/003000c)。

(https://books.google.co.jp/books?id=zFoxDwAAQBAJ&pg=PA48&lpg=PA48&dq=特攻は日本の恥部、美化は怖い&source=bl&ots=IaogLFCGOJ&sig=ACfU3U2bYsOc6gkutT8Ldsr59QKWClWZ0w&hl=ja&sa=X&ved=2ahUKEwijmvHvyITiAhWtJaYKHa2eBfcQ6AEwB3oECAkQAQ#v=onepage&q=特攻は日本の恥部、美化は怖い&f=false)

批判の一部は先に書いた。本編は続きである。

 

保阪は次のように書く。

(陸大出身の元参謀の)<同期50人ほどのうち、戦死は4人だけだったそうです。エリートは前線に行かず、戦争を美化するんです。>

些細な点を指摘する。<戦死は4人だけ>だそうだが、戦病死は?

 

本稿では保阪が言うところのエリートの戦死率が低いことには真っ当な理由があることと、

それでもやっぱり、エリートも戦死され、また、責任もとっていることを示す。

 

50人中戦死4人でも戦死率は8%になる。私の感覚としては低くない戦死率だ。時間軸が違うので妥当な比較ではないと予め断っておく。8%の戦死者が出るなら負傷者はその数倍。戦闘不能者が30%になれば部隊は壊滅とみなされるのだ。

 

大東亜戦争間の軍人の数を見積もる。

第8表 陸海軍現役軍人数の推移
(単位 千人)
年末現在 総数 陸軍 海軍
1930年
1937年
1941年
1942年
1943年
1944年
1945年 1)
250
634
2,411
2,829
3,808
5,365
7,193
200
500
2,100
2,400
3,100
4,100
5,500
50
134
311
429
708
1,265
1,693

〔備考〕1)1945年8月現在数。
2)陸・海軍省調べ,労働省編「第二次大
戦中の日本における労働統計」による。

(http://oohara.mt.tama.hosei.ac.jp/rn/senji1/table/036-8.html)

1942年から1945年の総数の合計は19195千人、約1920万人となる。

軍属も含めた戦没者は約230万人。戦没率は12%。

12%は8%より随分大きいと感じるかもしれない。だが、士官の役割を考えてみればその感じも変わる。士官は指指揮統制をするか、指揮官の補佐をする。

生産計画が作れず、作ったとしても人員資材の配置ができない工場はどうなるだろう?

中小企業の社員の死と社長の死の影響、どちらが大きいだろう?

保阪は学生運動を見てきたと思う。学生群が警官隊に勝てなかった理由を保阪は考えたことがあるのだろうか。装備の違いもあるが、指揮統制が無かったこともその理由の一つだ。指揮統制があれば東峰十字路事件のように学生群が機動隊を翻弄するケースもあった。

戦死者が多く出るのは敗走のとき。指揮官が機能しなくなったときだ。敗走でも指揮官が機能していれば壊滅はしない。関ヶ原の島津軍撤退戦がその例だ。もっとも、島津軍の場合、壊滅した方が生者は多かったかもしれないが。

狙撃兵は士官を狙う。このことからも士官の価値が分かる。

軍にとっても、兵にとっても士官には価値がある。価値があるものは守られるのだ。

陸士の教育は3年10ヶ月。その間に6ヶ月の隊付き勤務がある。陸軍では徴兵されると2年間兵役に就く(戦況が悪くなって期間はのびた)。じっくり金をかけて教育した士官を大切にするのは当然だと思う。保阪の年齢からすると万年筆を使ったと思う。蒔絵の万年筆と鉛筆、保阪はどちらを大切にしたろう。

保阪の発言は「狙撃兵は士官を狙う」を知らないように見える。

 

保阪は特攻をテーマにしている。もしかしたら、保阪はアメリカ陸海軍(特に航空戦力)の士官の戦死率が念頭にあるのかもしれない。一言注意しておくとアメリカ軍のパイロットは全て士官だ。

 

保阪は<エリートは前線に行かず、戦争を美化するんです>と言う。エリートとは陸大卒業者のことだろう。だが陸大出身者は高文を通った文官のエリートとは違う。(東京)帝大を出て高文を通れば現場の仕事をほとんど経験することなく出世した。高文を通っていない官僚との競争は無かった。

陸大に入るには条件がある。陸士を卒業していること。少尉になってからの部隊経験が2年以上あること。少尉か中尉であること。(このため陸大同期に陸士4期が同時に居ることもあり得た)。部隊長の推薦があること。

大尉になってしまうと陸大へは進めない。陸大へ進めなかった大尉は将官になれなかったか?大将は無理かもしれないが中将にはなれた。

 

だが、陸大を出ても最初は精々大尉。安全な後方で安穏とはしていられない。

 

保阪の記述に<同期50人ほど>とある。陸大54期(昭和13年12月27日入学)は73名で最後の60期まで50名より多い(https://ja.wikipedia.org/wiki/陸軍大学校卒業生一覧#60期_(昭和20年卒))。

よって保阪の文に出てくる元陸軍参謀は陸大53期(昭和13年6月11日入学、昭和15年6月17日卒業、49名)以前の期である。これより前の期なら戦死者はもっと少ないだろうし、後の期なら戦死者はもっと多い。

 

<エリートは前線に行か>かないと保阪は言うが、陸大出身者も戦死というか自決している。Wikipedia「陸軍大将」(https://ja.wikipedia.org/wiki/陸軍大将#大日本帝国軍陸軍大将一覧)のリストを下から上へ見ていくと、

硫黄島栗林忠道中将(35期)(階級は戦死時のもの)、沖縄の牛島満大将(28期)、陸軍大臣阿南惟幾大将(30期)。

特攻を指揮された士官で終戦前後に自決された方々も少なくない。

靖国神社で戦死者扱いされている方々に東條英機大将(27期)、板垣征四郎大将(28期)、土肥原賢二大将(24期)他が見つかる。

 

日本は敗戦した。当然、敗戦責任を問う軍法会議が開かれるべきだった。もし、軍法会議が開かれれば、東條大将は死刑判決か相当の可能性が高い。将官の責任が問われなかった理由は甘やかしではなく、連合軍の施策の結果なのだ。この点でも保阪は間違っている。

 

保阪正康の毎日の特攻記事に見られる虚偽?

元朝日新聞が佐藤章が捏造ぽいtweetをした。彼の父親から聞いた話という触れ込みなのだが、父親が嘘をついたのか佐藤がでっち上げを書いた疑惑が深まった。(疑惑の指摘は以下 https://togetter.com/li/1339286)

 

佐藤への追求に添付されていたのが保阪正康(79)ご老体の『特攻70年

「特攻は日本の恥部、美化は怖い」 保阪正康さんインタビュー』(2014/10/24)(http://mainichi.jp/articles/20141024/mog/00m/040/003000c)

(https://books.google.co.jp/books?id=zFoxDwAAQBAJ&pg=PA48&lpg=PA48&dq=特攻は日本の恥部、美化は怖い&source=bl&ots=IaogLFCGOJ&sig=ACfU3U2bYsOc6gkutT8Ldsr59QKWClWZ0w&hl=ja&sa=X&ved=2ahUKEwijmvHvyITiAhWtJaYKHa2eBfcQ6AEwB3oECAkQAQ#v=onepage&q=特攻は日本の恥部、美化は怖い&f=false)

 

保阪は

・<基地では特攻隊員の“最後の叫び”を聴くことができた。>

・参謀の個人日記で「部外秘」印が押されたものがある。

・その日記には、

<「今日もまた、『海軍のバカヤロー』と叫んで、散華する者あり」>

とあった。

・「お母さーん」とか、女性の名前もあったそうです。「大日本帝国万歳」というのはほとんどなかった。

・そうした通信記録は残っていない。故意に燃やしてしまったに違いありません。“軍神”が「海軍のバカヤロー」と叫ぶ。それは当局にとって、隠蔽(いんぺい)すべきことだったでしょうから。

高校時代に「きけわだつみのこえ(ママ)」を読みました。それが特攻隊について、考えるようになった契機です。

 

まず些細なことから。

きけ わだつみのこえ』(東京大学協同組合出版部 1947)は編集方針が偏向しており、内容も改竄している。保阪が読んだ当時はその事実は知られていなかったかもしれないが、保阪は知識のアップデートを怠り、古い思い込みで現在も発言している

 

保阪の記事については既に以下のような批判が寄せられている。

特攻機に積んであった無線機の能力では音声の場合数十キロしか届かない。特攻する場所と九州の基地は何百キロも離れている。

・個人日記に部外秘?

・<そうした通信記録は残っていない。故意に燃やしてしまったに違いありません>と言うが他の傍受記録は残っているのか?残っているとするなら、記録を黒塗りするしかない。黒塗りは残る。傍受記録自体が無いのなら、敗戦時に記録を廃棄した時に一緒に失われただけ。敗戦国が記録を戦勝国に渡さないよう廃棄することは普通のプロシージャー。よって保阪は間違った思い込みをしている。

 

既出の批判と違った観点から保阪の文を批判する。

 

音声は稀に届くこともあるかもしれないが、「今日も」と日記に書かれるほどではあるまいと私は推定する。

 

仮に届いたとしよう。

さて、二週間ぶり二回めの鶯の音を聞けば「今日も鶯が聞けた」と日記に書く。雀や鳩やそしてカラスの鳴き声について日記に書くだろうか。「今日も」と書いたが、それは毎時どころか連日すら意味しない。

 

即ち、日記の記述は統計的頻度上の意味は持たない。

 

特攻は主に予科練の出身者が担った。予科練は全国から生徒を募集した。大東亜戦争の頃テレビは無く、方言は強く残っていた。大阪出身者が「バカヤロー」と叫ぶか?「海軍のドアホー」と叫ぶのでは?名古屋なら「海軍のクソターケ!」だろうし、(以下方言ジャパン様 https://hougen-japan.com/kotoba/baka/)

宮崎出身なら「海軍のしちりん!」、福岡なら「海軍のあんぽんたん!」、香川なら「海軍のほっこ!」、宮城なら「海軍のほんでなす!」。

 

私には特攻、自爆テロやそれに近い経験は無い。誰かが「天皇陛下万歳!」と音頭をとってくれれば、私も「天皇陛下万歳!」と叫び勇気を鼓舞して突撃するだろう。生憎、特攻では音頭をとってくれる人はいない。死をかけて突撃する時には怒りなどをかき立てなければできないと感じる。怒りをぶつける相手とその理由は何だろう? 私は共産主義は日本に仇なす主義だと思う。だが、私がヤクザだとして「共産主義のバカヤロー」と叫びながら敵対する組の事務所にカチコミするとは思えない。身近なものに怒りをぶつけるだろう。保釈されたばかりだとしたら「警察のバカヤロー」と叫ぶ。

つまり、<『海軍のバカヤロー』>に深い意味は無いのかもしれない。参謀の立場からすると問題かもしれないが。

 

保阪は

<「お母さーん」とか、女性の名前もあったそうです。「大日本帝国万歳」というのはほとんどなかった。>

と言う。これは保阪の質問の答えだ。統計に疎い保阪は「どんな叫びが多かったですか?」と尋ねていない。

 

尚、保阪は

<特攻機は離陸した後はずっと、無線機のスイッチをオンにしているそうなんですよ。>

と書く。多少でも戦史を知っていれば無線封止という言葉を知っているはずだ。保阪によれば何百キロも届く無線をつけっぱなしにして、つまり、「我進撃中」と宣伝し、敵に準備万端にさせてから攻撃するも、そんなことをしたか?

 

(続きはこちら)

読売新聞の罠に飛び込んだ朝日新聞 ゴミの日世論調査

憲法記念日の2019/05/03に読売新聞と朝日新聞改憲についての世論調査を発表しました。

 

朝日新聞は『改憲機運「高まっていない」72% 朝日新聞社世論調査』(https://www.asahi.com/articles/ASM4R7RMYM4RUZPS002.html)

と見出しを打ち、概括のところに

<安倍晋三首相は2020年の改正憲法施行を目指すが、有権者の意識は高まっていない。>

と結論づけました。読者としてはその先を知りたいところですが、無料部分はここまで。ティーズもないので有料部分にもこれ以上の情報はないのでしょう。

 

尚、調査の方法は郵送。無料記事には回答数、有効回答数など統計上重要なデータは書かれていませんでした。

 

朝日は<改憲機運「高まっていない」>と叫びたかった。だから、それ以上の追求はしなかったのでしょう。

 

けれど、読売は朝日より深く切り込みました。『[全国世論調査憲法 議論促す声』と見出しを打ち次のデータを掲載しました。

https://pbs.twimg.com/card_img/1124235146490548224/Z_sCOOjf?format=jpg&name=386x202

(出典 DAPPI @take_off_dress様

https://twitter.com/take_off_dress/status/1124235466742517760)

 

立憲民主党の支持層ですら68%が<もっと活発に憲法議論を行うべき>と答えています。

 

まるで、読売新聞は朝日新聞世論調査の欠陥を知っていてその欠陥を咎めたかのようです。囲碁だと大石が取られます。新聞では。

 

確かに立憲の辻元清美セメントいてこます(59)は

憲法審幹事懇談会? やったらえらい事になる言うとき!」と、

まるで『極道の妻たち』の岩下志麻か、

関西生コン武健一(77)容疑者のスケかバシタ

のような脅し文句を吐きました。これでは朝日が言うように、<改憲機運「高まっていない」>ことにしてしまいます。朝日の記事は辻元清美セメントいてこます(59)に寄り添うものではありますが、同時に立憲民主党の支持層と、辻元清美セメントいてこますと彼女を重用する枝野幸男盗主(54)とを、隔絶させるものです。

 

 

所謂世論調査には調査のために行うものと、コーラの会社がやるような「72%がうちのコーラを指示しました」と言うためのものがあります。

朝日は費用をかけて世論誘導を狙ったキャンペーンをしただけです。新聞としてどうなのでしょう。

 

 

「アベ君」と呼ぶ元NHKプロデューサーの現職は武蔵大学社会学部教授

(注 以下の引用の書き起こしでは「安倍君」となっているが、永田浩三(64)くん(元NHKプロデューサー、武蔵大学社会学部教授)の心中を推し量り拙文では「アベ君」とした。

 

永田くんは例の朝鮮人戦時売春婦を扱った女性国際戦犯法廷を番組化した(2001/01/30放送)。放送の前に安倍晋三官房長官(当時)と中川昭一経済産業相(当時)から圧力があったと「慰安婦」問題をでっち上げた朝日新聞が報じた。

 

産経新聞(2019/05/03)『元NHK永田浩三氏「安倍君、憲法をいじるのはやめろ」』(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190503-00000545-san-pol)

に永田くんの主張が載っている。

 

永田くんは

(安倍総理について)<知らない人は、あの嘘つきといえば思い出されるかもしれません>

と言っている。護憲派集会での発言なので、単に安倍総理を嘘つきと言いたいだけなのだ。

 

<加計学園獣医学部を作るのが、いかに無理筋だったかを証拠立てて語る前川君が苦手なようです。>

え?天下り犯人で援助交際をしていたビーチ前川が証拠立てたってwwww。

文科省が審査して認可したのだが。

 

(東京オリンピックの柔道無差別級で神永昭夫氏がオランダのヘーシング氏に負けたとき)

<「ショックはなくて、ヘーシンクに私は拍手を送りました」

 

 「『日本を、取り戻す。』『がんばれ! ニッポン!』。その旗を振るアベ君、少し了見が狭すぎませんか」>

 

ラグビーワールドカップで勝てそうにない相手と対戦する日本に『がんばれ! ニッポン!』と応援するのは<少し了見が狭すぎ>るのだろうか?

 

そもそも『日本を、取り戻す。』『がんばれ! ニッポン!』はオリンピックで金メダルを取れと言うスローガンなのだろうか?

支那や北南朝鮮にいじめられないよう頑張れ!や色々工夫して経済を発展させようと意味は含まれないのか?

 

永田くんは東京オリンピックの例を持ち出した。東京オリンピックの頃の日本には活力があった(そうだ)。その頃の活力ある日本を取り戻すのはダメなのか?

 

文脈を改変する永田くんはさもしい。

 

<残念だけど、君とトランプ米大統領は友達なんかじゃない。欠陥だらけの高額な兵器を買わされるカモにされているだけです。>

 

永田くんにしろF-35などを欠陥高額兵器という人は文句だけつけて代替品を示すことは無い。

高額兵器を買えばアメリカの貿易収支改善圧力を軽減できるのだが。永田くんのような人は空想的マルクス経済以外の考えは無い。

 

<君には戦争の中で傷ついた人、声を上げられない弱い人を思いやる気持ちが欠けています。>

 

安倍総理は、

支那や北南朝鮮が仕掛ける侵略<戦争の中で傷つ>く人が出ないようにしている、

侵略されて<声を上げられない弱い人>が出ないようにしている

思いやり深い人なのだが。お気の毒にも過去しか見ない永田くんのような人には思いが及ばない。

おそらく、永田くんは革命<戦争の中で傷つ>く人への同情心は持ち合わせていないのだろう。

 

しんぶん赤旗(2013/12/16)によると永田くんは

<安倍氏は放送総局長を呼び出し、『ただではすまないぞ。勘ぐれ』と言ったそうです。『作り直せ』と言えば具体的な圧力になるから『勘ぐれ』と言ったのです」。>

(NHKに今、何が? 異常な秘密保護法報道 まるで政府報道官 しんぶん赤旗2013年12月16日 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-12-16/2013121601_01_1.html)

 

永田くんは「勘ぐれ」発言は聞いていない。また、<『ただではすまないぞ。勘ぐれ』>は日本語として不自然だ。私にはでっち上げのように思える。

でっちあげではないとしよう。永田くんの<『作り直せ』と言えば具体的な圧力になるから『勘ぐれ』と言ったのです>からすれば、『勘ぐれ』は圧力では無い。

永田くんの番組はデマであり、大日本帝国と日本国と天皇陛下への誹謗中傷であり、また、放送法違反となるから、親切な安倍さんがアドバイスしただけのように見えるのだが。

 

<健全な民主主義というのは少数者の意見を大事にし、多様性を認め、不埒な政府の横暴にあらがい、連帯することです>

勝手な民主主義の定義。

 

永田くんのように思想に染まってしまった人は頭が固い。その後の展開についていけない。永田くんは

<私は、日本軍の慰安婦として被害に遭った女性たちを扱ったNHKの番組の編集長でした。>

と言う。放送当時ですら朝鮮人戦時売春婦が被害どころか利益を得ていたことは明らかになっていた。あの捏造朝日新聞ですら、ついには認めた。だが、永田くんの頭はそれについていけてない。

 

こんな人が、なになに、武蔵大学社会学部教授!!

 

武蔵大学社会学部って千田有紀ちゃんがいるところ。(察し)