北朝鮮が。今、孤立していない? 朝日新聞社説『北朝鮮の挑発 再び孤立化を招くのか』
2019年5月11日05時00分』(https://www.asahi.com/articles/DA3S14009362.html)を掲載した。
社説の冒頭は
<この1年あまり、北朝鮮が見せてきた変化への期待が、一気にしぼみかねない。使い古された軍事的挑発を繰り返すなら、再び孤立に戻るだけだ。>
流石は捏造を捏造と認めない朝日新聞。見方が歪んでいる。
確かにトランプ大統領と金氏朝鮮の金正恩藩王は2回会談した。高官レベル事務レベルの交渉はもっとあるだろう。朝日はこれを非孤立化と判断するのかもしれない。
だが、素直に見れば今現在金氏朝鮮は実質孤立したままなのだ。実質的に孤立していなければ、これから予想される飢餓に向けて食糧支援が、少なくとも、動き出しているはずだ。
朝日は<この1年あまり>と書いた。この1年で変わった点がある。アメリカが2019/03/26の実験で1発の模擬ICBMを2発のGBI迎撃ミサイルで破壊してみせた。1発目のGBIが命中した後、2発目のGBIは模擬ICBMの破片の内最大のものを選び突入した。
朝日は
<これまで金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長との友好を強調してきたトランプ米大統領も、今回ばかりは不快感を示した。>
とも書く。
朝日新聞は「アカが書き ヤクザが売って バカが読む」と言われ続けている。朝日は刑事事件も扱う。だから朝日とヤクザとの親交は深いと思われる。ならば、トランプ大統領が正恩藩王に向けた「友好」の言葉は次のようなものだと気付きそうなものだ。
「正恩、見てくれ。これが新しい車だ。防弾板の厚さが2倍になった。」(と装甲車を見せて)
「正恩よ、俺とてめえはマブダチだよなぁ。俺に誠意を見せてくれるよな!」(.500S&Wマグナムを装填したS&W M500で正恩の頬を撫でる)
正恩藩王が不埒な真似をした場合、このセリフは世界に向けてのアピールとなる。
「奴が俺を裏切りやがったんで、お仕置きをしただけです。おさわがせしてすみません。」
トランプ大統領が非友好的な交渉相手を褒める場合、それは妥結点の閾値を上げるためだとこれまでも示されてきた。
「アカが書き ヤクザが売って バカが読む」は
「バアカが書き ヤクザが売って バカが読む」と書き直さなければならない。
尚、2019/05/09にロイターなどが、米司法省はインドネシアが拿捕した金氏朝鮮船差し押さえたと発表した、と報じた。北朝鮮との貿易は一層しにくくなる。これは北朝鮮から世界が一層孤立したことを示す。
朝日の社説は2019年5月11日05時00分。全てを考慮して書かれたとは言い難い。