「基地の外」は「基地外」なのか BPOニュース女子意見書
BPOが沖縄問題を取り上げたニュース女子#91について多くの問題を内包する意見書(*1)を出した。
18-19ベージではテロップの中の「基地の外の」という文言を問題にしている。これが4箇所に使用され、「基地の外」が黄色の斜体で強調されているという。
BPOは「基地外」は”キチガイ”の誤変換で、”キチガイ”の言い換えになっていると主張している。
この主張に基づき、BPOは「基地の外」が「基地外」のさらなる言い換えだと示唆している。
だが、BPOはDHCに意図を尋ねてはいないようだ。
例えば「目の不自由な人」という言い換えもある。言い換えが良くないのなら、「目の不自由な人」も不適切になってしまう。BPOさん、福祉の番組は困ることになまりせんか?
私は「基地の外」は揶揄だと思う。
「基地の外」の対語は「基地の中」だ。
BPOはその主張の中で
「「基地の中の」反対運動が現実的には考えられない」
と断言しているが、今後国外ではテロリスト扱いされるかもしれない山城博治被告(65)らが逮捕送検された理由は基地内活動したからであるという「現実的に」あった事実を知らないのか。
また基地外活動屋はフェンスにビラを貼ったりテープを貼り付けなどの嫌がらせをしている。これも厳密には基地内の活動だろう。
DHCは山城被告らの基地内活動を揶揄したのだと私は考える。
次は日当問題。
BPOは、「V. 考査に対する検証」で日当問題も取り上げている。そしてこうするべきだったと意見を出している。
日当問題については勿論DHC側に落ち度があった。BPOは「組合に動員された人の日当問題にも触れるべきだった」と建設的意見を出すべきだった。
何しろ、動員されは人は顎足日当つきのようだから。