嘘といえるか?「時間の都合がつく限り、どなたであってもアポイントがあればお会いした」ゲンダイ
『真偽を検証 柳瀬氏答弁「アポがあれば誰とでも」は大ウソ』は日刊ゲンダイが2018/05/12に掲載した記事だ
(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/228965)。
記事では日刊ゲンダイの記者が佐伯耕三総理秘書官にアポをとろうと連絡を入れた。
3時間後秘書官付の職員から「プレスの方との面会は、取材であるか否かにかかわらず、全てお断りしています」とお断りの電話があった。ゲンダイは「取材ではない」と食い下がったがゲンダイの妄想は叶わなかった。
これをもってゲンダイは「門前払いだったからフザケている。」「柳瀬答弁は何から何まで全てウソだ。」
と喚いている(笑)。
論理的に考えてみよう。
第一に柳瀬前秘書官と佐伯秘書官は別人だ。二人が同じ原理で面会すると限らない。
私と隣町の村田さんが共に町内会長だとしよう。
村田さんは改憲賛成に署名した。私は署名しなかった。「同じ会長なのにどうして署名しないのよっキーーーーッ」と怒るのと同じ理不尽さに気付よ>ゲンダイ記者
第二に、ゲンダイは「取材ではない」のなら何のために佐伯秘書官に会うのか。
柳瀬秘書官が「時間の都合がつく限り、どなたであってもアポイントがあればお会いした」のは世の中から乖離しないためと答弁した。
仮にゲンダイがアポを取ろうとした相手が柳瀬前秘書だとしよう。
だが、「時間の都合がつく限り、どなたであってもアポイントがあればお会いした」い柳瀬前秘書官でも時間に限りがあれば、会う人を選別する。
ゲンダイの記者はどんな手土産を用意したのだろう。ゲンダイの記者風情が柳瀬前秘書官が欲しがるような情報を持っているとは考えにくい。持っているとしてもせいぜい二次資料か三次資料だ。それも歪んだもの。柳瀬前秘書官は一次資料に当たることができる立場なのだ。
また、会わなければならない義理も無いだろう。
そうそう、論理的に、だった。
「時間の都合がつく限り、どなたであってもアポイントがあればお会いした」という言明には仮定が含まれている。
1.時間のつく限り
2.どなたであっても
3.アポイントがあれば、
だ。
ゲンダイの記者は2.を満たしているだけだ。会えなくて当然なのだ。
それに、柳瀬前秘書官は「どなたであってもアポイントを受ける」とは言明していないことに気付よ>ゲンダイの記者